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edit5歳,自閉症,常同行動 改善体験談

「この子は人間だろうか…?」と思うほど、まるでロボットのように反応がなかった我が子。行動療法中心の取り組みから、エジソン・メソッドを中心にした取り組みにシフトした途端、声がでました!

5歳,自閉症,常同行動

安良まりさん(仮名、40歳) お子さん淳くん(仮名、5歳)

抗生物質を多量に投与されてから、目が合わない、反応がない、常同行動など気になる症状が

高橋 : 今、お子さんは何歳ですか?

安良 : 5歳半、幼稚園です。生まれてからは全体的に発育が遅いながらも、大きな問題なく成長していました。最初、息子の様子で気になったのは、呼んでも振り向かない、視線が合わない、発語を予感させる動作が全くない、反応がないことなどでした。あとは扉をあけたり閉めたりの常同行動にふけったり…。人の存在にまったく気づいていない様子で…。

高橋 : お母様の存在にも、ですか?

安良 : そうですね。全くですね。呼んでも存在自体が分かっていないような…。それに気づいたのが1歳3、4か月の頃です。ちょうど1歳1か月で託児所に預け始めたのですが、その頃から体調を崩すことが多くなり、抗生物質を多量に投与されました。1歳半頃になると、私から見ても「ちょっとこれは、しんどいな」と思ったので保健所の相談を受けたのが、1歳9か月のことでした。

高橋 : そこでは何と言われましたか?

安良 : 療育を受けましょう」との話で、2歳1か月の時、週1回の療育に通い始めましたが、変化は感じませんでした。療育の中にも、いろんなお子さんがいて、言葉をしゃべれても癇癪を起こしたり、動きが激しかったり…。でも、私からするとそういう子の方が逆に可能性があるように見えて仕方ありませんでした。と言うのも、うちの子はまったくと言っていいほど反応がなかったので…。手を叩いたり、挨拶で頭を下げる、という動きすら、ありませんでした。恐ろしいほど反応がない子で、それは療育に通っても変わりませんでした。

高橋 : 言葉は出ていましたか?

安良 : 言葉はまったく出ていませんでした。なん語も出ていません。主に、お腹がすいた時などに、ものすごい声で「うわぁぁ~」と泣き叫ぶ以外はまったく声が出なかったです。それ以外はおとなしく、自分の世界にこもっている状態でした。

「知的を伴う自閉症」と診断後、行動療法を中心に、エジソン・メソッドの体質改善に取り組む

高橋 : 協会のことをお知りになられたのはいつ頃ですか?

安良 : 子どもが2歳半くらいの時です。その頃に診断名もつきまして、「知的を伴う自閉症」と言われ、そこから行動療法を始めました。エジソンのことを教えてくれたのは、2歳から通っている療育で知り合ったお友達のお母さんです。トレーニングセミナーを受けられた方で、そのお母さんによると、言葉が出たのはフラッシュカードのお蔭だと…。実際、エジソンの取り組みでお子さんに言葉が出るようになったそうです。

高橋 : 改善指導の取り組みをされて、いかがでしたか?

安良 : 最初は行動療法に重点を置いた取り組みをしていたため、エジソンの方は、体質改善が中心でした。フラッシュカードをやっても興味がないのか、カード自体を見てくれなくて。だったら、フラッシュカードを無理にやるよりも、むしろ、体質改善に力を入れようと思いまして…。

高橋 : 小麦や牛乳の除去についてはいかがでしたか?

安良 : 以前から小麦や牛乳の問題は聞いて知っていたので、出来る範囲でやめてはいました。最初に感じた変化は、アトピーで弱かった肌がすごく綺麗になって、肌が強くなった気がしたのと、排便が安定してきたことです。それまで、出ても2日に一度だったり、時間的にも安定していなかったのが、決まった時間に毎日出るようになって。柔らかめだったうんちがしっかりしたうんちになって、1日一回出るようになりました。

高橋 : 腸の状態も整ってきたんですね。

安良 : 目も合うようになって、呼びかけると、反応があるようになりました。ただ、言語面では、取り組みがまともに出来ていなかった部分があるので、停滞していて。うちの場合、「最初の4か月で改善した!」というのではなく、あの子のペースでジワジワと後押ししているような、すごくゆっくりな改善ペースです。

木村早苗さんの講演会に行き感銘を受ける!ここからエジソン・メソッド中心の取り組みにシフト!

高橋 : 幼稚園には楽しそうに通われていますか?

安良 : それまで、お友達とのかかわりが全くなく一人の世界に閉じこもっていたのが、最近ではちょっとずつですが、お友達とも交わって遊ぶようになった、と聞いてすごく嬉しいんです。それまで、私は「あれも出来ていない、これも出来ていない」と思い悩むことが多かったので…。今年2014年2月にエジソン・ママである木村早苗さん(仮名)の講演を聞きに行くまでは、私自身、とても辛い時期が続いていたので…。

高橋 : そうでしたか…。

安良 : 鈴木先生の本やホームページの改善事例を読むと、すごく短期間に華々しく改善しているように書かれていて、やはりそれくらいのスピードでないと脈がないのかな、と。私自身、ダメな母親だし、子どもにも「何で出来ないんだろう」とイライラするし。それで、エジママによる講演のことを知って聞きに行ったんです。

高橋 : お話を伺ってみて、いかがでしたか?

安良 : 実際は皆さん、劇的な改善ではないし、しんどい思いをしているのは自分だけではないんだと。私は子どもに望んだような結果が出ないと当たってしまったり、最低な行動を取ってしまっていたので、エジソンのメソッドをやるようなママには、そんな人はいないだろうと思っていました。

高橋 : 皆さん、お話を伺っていると本当にギリギリの精神状態でいらっしゃる方が多いです。切実です。

安良 : 追い詰められると、体調不良だったり、精神的におかしくなってしまうこともありますよね。みんなそこを乗り越えて来られている方がたくさんいるし、頑張ったらそこを乗り越えられるのだったら、もうちょっと頑張ろう、と思えることができました。

高橋 : 木村早苗さんの講演会がきっかけで、また一歩、前へ進まれたのですね。

安良 : はい。講演に感銘を受けて、ミクシーで日記を書き始めて、記録を残すようになりました。それまでは面倒くさくて特に書いてなかったのですが。ミクシーのコミュニティにも入るようになったら、お友達の日記も見れるし、精神面の話や取り組みの内容も参考になって。刺激になるような日記を拝見できたこともプラスになりました。

「バナナ」「みかん」…念願の言葉が出始めた!指示も通るようになり、挨拶もできるように

高橋 :

安良 : 自発的な言葉はまだ本当に少ないのですが、「あ、今のはひょっとして…」と思うような言葉がぽろぽろと少しずつ出てきました。まだまだ発音は不明瞭ですが、「バナナ」とか「みかん」とか、欲しいものを指して言ったり。挨拶も「おはようございます、だよ」と言うと、ちゃんとそれらしく自分で言おうとしますね。

高橋 : そうですか!素晴らしいですね。

安良 : 今年になってからフラッシュカードを真面目にやり始めたことが影響していると思います。それまで一番、大事なところをさぼっていたので。ただ、カードを凝視していなくても頭の中にちゃんと蓄積はされているようです。指示も通るようになり、こちらが話す言葉に関しては、ほぼ理解できています。

エジソン協会に入って同じ境遇のママたちとつながることで孤独な戦いを脱出!

高橋 : 皆さん、それまで孤独な戦いをしてきたのが、エジソンに関わってから同じ戦いをするお仲間が出来たことで、いろいろな壁を乗り越えられたとおっしゃいます。

安良 : 孤独な戦いは良くないので、私自身の経験からも早く他のママたちとつながった方がいいと思います。あと日記を書くと自分の思考が整理されるし、自分がありたい姿を書くことで、そこに向かって行動できるのも大きいと思います。

高橋 : 今後、お子さんの小学校進学はどのようにお考えですか?

安良 : 言語的なハンデがあまりに大き過ぎるので、今は近所の支援学級にお世話になりたいと考えています。ただ、就学相談で予測しているのは、支援学校を勧められるのではないかという点です。実は、こないだ支援学級の先生にうちの子を見てもらったんです。就学相談では、IQの数字だけで「あなたはこっちのクラス」と判断されてしまうので、そうなる前に、「実際、うちの子はどうなんだろう?」と思いまして…。基準として、言語面は非常に重視されますし、「しゃべれない」時点で支援学校に振り分けられてしまうと聞いています。支援学級の先生がおっしゃるに「支援学級で十分やっていけるでしょう」とのことでした。支援学校も覚悟していた私は、「そこまでこれたんだ」と、とても嬉しかったです。

高橋 : まだまだ、伸びしろはたくさんあると思います。

安良 : 私も、支援級とばかり言わないで意識をもう少し高く持ちたいな、と思っています。

高橋 : お子さんのお写真を拝見していると、とっても表情豊かで子どもらしい笑顔が可愛いですね!

安良 : こういう表情を見れるようになったのも、ここ半年で一番嬉しいことで。それまでは反応が薄いどころの騒ぎでなくて、それこそ「ロボット?」と思うほどでした。よく人に説明するのですが、以前は表情がなくて「本当に人間の子かな?」と思うほどでした。

今、どんなに辛くしんどくても取り組みの先にはきっと改善が待っている!

高橋 : 今、同じようにお子さんの症状でお悩みのお母さんたちに、何かお伝えしたいことはありますか?

安良 : しんどい気持ちは本当に分かるんです。ドツボにハマってしまった時の辛さも…。だけどそこから抜けだせるのは自分自身の意志だし、きっと抜け出せると思うので。あと親の精神状態も大きく左右すると思います。最近、子どもの様子を見ていて思うのですが、彼自身は前から一生懸命に生きていること自体、変わらないのですが、私の見方が変わったことでまったく違ってくるな、と。実際この半年は、今までで一番伸びた時期だと思います。声が出始めて、挨拶や単語を言おうとするところや、人への興味…。一生懸命生きている彼を私が認めてあげることで、どんどん本人の伸びしろや、引き出しを無限に広げることが出来るんだなと、最近、よく思います。

高橋 : 大きな気づきですね。

安良 : 逆に私が「あんた、何?」といった対応だと子どもは分かりやすく凹みますし。やっぱり私自身にかかっているんだなと。なので、今お子さんの困った状態でお悩みの方はしんどいと思いますが、きっと取り組みの先には改善が待っていると思うので、その先のために乗り越えてほしいと思います。

高橋 : 子どもは親からの褒め言葉がほしくて頑張っているところがありますね。

安良 : 本当にそうだと思います。親に褒められたいがために、生きている、というんでしょうか。昔は「この子さえいなければ…」と思っていたのですが、今は「この子がいなかったら…(今の私はなかったかも)」と思うことが沢山あります。今は毎日一緒にいて「あぁ、そうか」と気づかされることも多くて。時にしんどいこともありますが、すごく勉強させてもらって感謝しているんです。

会報誌『エジソン・アインシュタインスクール通信』25号から抜粋

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