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edit10歳,学習の遅れ 改善体験談

ついに、国語のテストで100点を取れた!自信をつけ、確実に変わってきた息子を実感する日々

10歳,学習の遅れ

桑折(ごおり)秀行くん(本名、10歳)

聞き手:会報誌編集担当 高橋秀子

▲今年6月、秀行くんが100点を取った国語の答案用紙

2011年、当時小学3年生だった桑折秀行くん。言葉の遅れ、学力が低い、お友達をたたくなどの問題行動でお母様は悩み協会を訪れました。改善の取り組みの結果、問題行動も減り、その変化については2011年6月号の会報誌にも紹介させていただきました。その後も秀行くんは様々な改善が進み、学校生活も順調に進んでいるとお聞きしていたさなか、お母様より「国語のテストで100点を取りました!」と嬉しいニュースが届きました。今回は追跡取材として、低学力を克服した「勉強面での取り組み」についてご紹介いたします。

高橋 : 今、お子さんは何年生ですか?

桑折 : 小学5年生で普通級に通っています。実は小学1、2年生の頃、算数の足し算や引き算ができなかったので、特別支援学級を勧められたこともありました。

高橋 : その後、授業はどうされましたか?

桑折 : 2年生になると、国語と算数のみ、担任の先生と補助の先生の2人体制になって、授業で遅れがちな部分をサポートしてくれるようになりました。それまで、足し算や引き算は指を使って数えても無理だったので、2年生で九九を習う時も時間がかかるだろうな、と思っていました。

高橋 : 九九はどうやって覚えましたか?

桑折 : アドバイスされた九九カードを家でやってみると、予想に反して1か月で全部覚えてしまいました。ただ順番通りでないと答えが出てこなくて、ランダムに言わせようとするとダメで…。そこで「これはもしかすると、足し算も公式のように暗記すると覚えるのかな?」と思い、やってみました。

高橋 : 確か、落語の「寿限無」も暗記してしまったんですよね?

桑折 : はい、小学校1年生の頃に寿限無を全て暗記して言えるようになりました。その頃は「そんなもの覚えても仕方ないのに…」と思っていたのですが、九九を覚えてから一気に算数が好きになりました。ただ、苦手だった足し算をどうしようと思っていたら鈴木先生のアドバイスで「足し算の同じ問題をくり返しやってみたら?」と言われて…。そこで、何日か同じ問題をくり返しやったら、式と答えの公式のイメージがついたようで、足し算、引き算も覚えました。

高橋 : ただ、足し算、引き算も複雑な数字になると暗記では難しいですよね?

桑折 : さすがに2桁の足し算、引き算は覚えるわけにはいかないので、数を数える概念からやり直して、数のカードをやったり、プリント学習でくり返し勉強しました。その結果、2桁、3桁の足し算、引き算もできるようになりました。

高橋 : お家でも頑張って勉強されたそうですね。

桑折 : 学校から帰って宿題を済ませると、毎晩、フラッシュカードを5枚~10枚ほどやっていました。エジソン・アインシュタインメソッドを小学3年から始めて以降、この勉強スタイルですが、夜は8~9時には寝て、その分、朝6時に起床して勉強させています。毎朝30分、国語と算数を中心に、学校で習っている分野の復習と予習が中心です。

高橋 : 今もそのスタイルですか?

桑折 : 今は朝1時間、勉強時間を作っています。朝5時過ぎに起きて、朝ごはんを食べ終わると6時~7時の1時間は勉強タイムです。算数と国語を中心に、塾のプリントの宿題をやらせています。プリント学習がない時は私が用意した2桁、3桁の足し算と引き算のドリルをやらせています。

高橋 : 朝学習を習慣にしているのは素晴らしいですね。

桑折 : 国語は短い文章問題のドリルで、2問ぐらいずつ解くものを5~10分、あとは苦手な漢字の練習などをやっています。算数だと、計算で間違えやすいところの復習などを重点的に。4、5日、同じ漢字問題に取り組んだら、テスト形式で覚えているか確認作業をして…これでだいたい1時間が過ぎます。

高橋 : 「継続は力なり」ですね。

桑折 : 土日の週末も同じリズムを変えず、取り組む内容を少し変化させています。国語、算数に加えて社会、理科を通信教育の教材を使いながら取り組んでいます。週明けの月曜、火曜に学校でテストをやるパターンが多いので、「そろそろテストかな?」という時期が近づくと、週末はテストに備えて通信教育の問題をやらせるようにしています。

高橋 : その結果が今の成績につながっているんですね。

桑折 : 小学校2、3年生まではどんなに頑張っても全教科、20~30点でした。それが今、5年生になって国語、算数は平均70点くらい取れています。

高橋 : これだけ点数が上がるというのは大変な伸びですね。

桑折 : つい先週のことですが、国語のテストで初めて100点を取ることができました! 100点を取ったのは2人だけで、先生がクラスのみんなの前で秀行ともう一人のお友達の名前を呼んでくれたそうです。本人にすっかり自信がついて、周囲のお友達が息子を見る目も変わってきたようです。学校に行くのがますます、楽しそうになりました。

高橋 : 素晴らしいですね! 自信がついたのですね。

桑折 : それまで、秀行は下向きがちで暗い印象でしたが、大きな声で冗談を言ったり明るくなりました。担任の先生のコメントでも「100点取ってすごいね。おめでとう」と書いてあって、本人はそれが本当に嬉しかったようで、家族みんなに誇らしげに話してくれました。自信とともに、着実にテストの点数が伸びているのを感じます。国語の文章問題でも物語を読解する力が伸びてきています。

高橋 : 本当に良かったですね。

桑折 : 張り合いも出てきたのか、以前とは本人が変わって何か違うんです。日々の積み重ねで自信がついた結果だと思うのですが。鈴木先生から褒めることの大切さを教えてもらったので、100点の時もすごく褒めました。改めてエジソン・アインシュタインメソッドに取り組んで良かったと思います。

高橋 : それをお聞きすると嬉しいです。ところで秀行くんは、小麦粉や牛乳など、食事面での偏食はありましたか?

桑折 : 実はうちの子は648gの未熟児で生まれて、新生児の集中治療室(NICU)に約半年入院していました。食事の面ではどうしても食べられないものがあって、身体面では体が堅くて運動が苦手。便秘がひどくて脱肛になるので、病院で下剤をもらって毎日飲むような状態でした。

高橋 : 辛かったですね

桑折 : 幼稚園まではご飯を1膳食べたことがなくて、カロリーメイトのゼリーを飲んでいました。年長になると外で遊んだり、体を動かすようになったら子ども用のお茶碗でご飯を1膳食べられるようになって…。今はご飯もおかわりするようになりました。

高橋 : 普段は和食ですか?

桑折 : お肉やハンバーグなどの洋食を好んで食べていましたが、今は毎日、ひじきの煮物や納豆などを一品、二品入れるなど昔ながらの和食も意識しています。

高橋 : 便秘は解消されたのではありませんか。

桑折 : それまで3~4日に一度出る程度だったのが、今では1日おきくらいに出るようになりました。

高橋 : 腸の環境も改善されたのですね。学校で、お友達との関係はいかがですか?

桑折 : 先週、家庭訪問があって担任の先生に「学校で、お友達とトラブルはありませんか?」と聞くと「まったくありません」とのことでした。お友達をたたいたり、蹴ったり、担任の先生から毎日のように注意をされていた頃とは別人のようです。鈴木先生に出会っていなければここまで秀行も良くならなかったと思います。

高橋 : 今後の目標はどのようにお考えですか?

桑折 : 本人はどうしても大学に行きたいと言っています。聞くと「宇宙飛行士になりたい!」と言うんです。たとえ宇宙飛行士までいかなくても、今は中学に入った後の高校進学を目標にしています。それには中学の4教科の平均点が70~80点維持できれば目指す高校に進むことができるので…。高校の次は専門学校か大学を考えています。

高橋 : 今、同じように頑張っていらっしゃる親御様に向けて、何かお伝えしたいことはありますか?

桑折 : 何より継続が大事だと思います。毎日毎日の積み重ねが大切で、365日取り組むことをしていないと、今の現状のままで終わってしまうと思います。そして、普通級に行けた次は、普通級で真ん中くらいの成績をキープする、その次は○○の学校を目指すなど、常に目標を持つことだと思います。たいていは、子どもより親が先にいってしまうものなので、親がいなくなった後、子どもが自立できるように道すじを立ててあげること。そこが目指す最終目標だと思うので。

高橋 : そうですね。子どもの自立が最終目標ですよね。今日は素晴らしいお話をありがとうございました。

▲昨年12月、小学4年生(10歳)の秀行くん。大好きな戦隊もののヒーローと

会報誌『エジソン・アインシュタインスクール通信』17号から抜粋

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