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edit8歳,発達の遅れ,こだわりの強さ 改善体験談

すぐに変化がでなくても、あと一ヶ月、
あと一ヶ月頑張ろうと決してあきらめなかった。
4ヶ月経って結果が出なくても、最後まであきらめないで!

8歳,発達の遅れ,こだわりの強さ

伊藤摩耶ちゃん(8歳、本名)



2013年9月12日(水)お電話でお母様にインタビューしました。
聞き手:会報誌編集担当 高橋秀子

「発達全般の遅れ」と「こだわりの強さ」を指摘されるも、具体的な指導はなく…

高橋:協会に来られる前のお嬢さんの状態ですが、どのような点が気になりましたか?

伊藤:2歳頃から、ほかの子に比べて言葉が遅く、発達全般の遅れが気になりました。あとはこだわりが強くて、例えばいつも同じ道しか通りたがらない、他の道を選ぶと泣き叫ぶ、といったことがありました。

高橋:病院には行かれましたか?

伊藤:4歳の時にインフルエンザにかかって総合病院に入院したのですが、担当の小児科の先生からもこだわりの強さを指摘され、療育を勧められました。療育センターにいくと、「発達の遅れ」を指摘されましたが、具体的な指導はなく、「幼稚園よりは保育園の方がいいでしょう」「小学校は特別支援級でしょう」と言われただけでした。ここに通っても具体的な指導を受けられないならば、通う意味はないな、と判断しました。

高橋:それからはどうされましたか?

伊藤:幼稚園に入って、小学校も普通級に入学しました。

高橋:支援級ではなく普通級に入ったのですね?

伊藤:小学校に入る際、校長先生にも相談したのですが、うちの子は平仮名、片仮名も書けていて、多動もなく、授業の50分間イスに座っていることができていました。性格は大人しく、お友達とトラブルになることもまったくありませんでしたので、「とりあえずは普通級に」とのことで入りました。

高橋:その後はいかがでしたか?

伊藤:担任の先生から連絡があって、何かあると先生の手を握って自分の手の方に持ってくる「クレーン現象」があるとのことでした。うちの子は言語面が弱いので、先生がお話された言葉を理解することができずにそういう行動になったのだと思います。言葉も遅かったです。

高橋:言葉はどの程度、出ていましたか?

伊藤:三語文、四語文は出ていましたが、会話が成立しない状態で、こちらからの質問に対して的確に答えられない状態でした。それから1年生の1学期の時点で担任の先生から知能テストを受けてくださいと言われて受けました。




▲学校の勉強のほかに、この夏休みに頑張って仕上げた教材です。
特に絵の内容を言葉で説明する「たんぶんづくり」を頑張りました(お母様談)

普通級へ進学するもののIQ51で特別支援級へ移ることを示唆される

伊藤:IQテストの結果は「51」と悪いものでした。先生からは「支援級の目安はIQ70以下なので、学年が変わる節目に支援級へ移ることを考えてください」と言われて…。そこで私も「何とか改善させる手段を探さなくてはいけない」と真剣に情報を集め始めました。

高橋:協会のことをお知りになったきっかけは何でしたか?

伊藤:インターネットの検索で「発達障がい改善」というキーワードを入れたらエジソンのサイトに行き着いたので、迷わず飛びつきました。

高橋:協会の言っている「発達障がいは改善する」という言葉に対して、「本当かな?」という疑いはありませんでしたか?

伊藤:私の場合、『騙されているのでは?』といった疑いはまったくありませんでした。それよりも、とにかく改善のための手段がほしかったのですぐに親子面談を申し込みました。

高橋:面談を受講されて、いかがでしたか?

伊藤:フラッシュカードが印象的でした。本人がスラスラと正解のカードを当てたので、ビックリしてしまって…。これは効果が期待ができるな、と思いました。


取り組みから4ヶ月経って起きた変化!マンガのセリフを声に出して読み始めた!

高橋:取り組みを始めてからの変化についてお聞きしたいのですが…。

伊藤:最初の4か月間は特に目立った変化もありませんでしたが、4か月経った頃から変化が起きました。それまで黙って読んでいたドラえもんのマンガのセリフを、ある日、声に出して読むようになったのです。声に出して読むことが脳にいいことを思い出して、それから本を用意して毎日、音読させることにしました。

高橋:他にはどのような変化がありましたか?

伊藤:それまで字を書く際の筆圧が弱かったのが強くなって、字がしっかりと上手に書けるようになりました。1学期の頃と2学期では、連絡帳の字を見るとまったく違っています。

高橋:言葉の面ではいかがですか?

伊藤:取り組みを始めて2か月目くらいに言葉の数が増えたな、という印象がありました。ただ会話の方は相変わらずで、こちらの質問に対し、的確な答えが返ってくることはありませんでした。

高橋:毎日の取り組みはどのようにされましたか?

伊藤:フラッシュカードは嫌がらなかったので、かなりやりました。1日40~50枚を毎日継続して。ある程度入力できたかな、と思うと「○○はどっち?」と確認作業もして…。たいてい8~9割は正解できていました。

高橋:毎日となると、お母様も大変でしたよね?

伊藤:正直、きつかったです。けれど1日欠かすのももったいない、という気持ちで、とにかく集中してやろうと必死でした。

高橋:取り組みから4か月間、ぱっとした変化が見られなかったということでしたが、途中、不安な気持ちもあったかと思うのですが…。

伊藤:不安でした。当時は、「絶対に改善する」という自信はありませんでしたし、やることをやっているつもりでも結果が出ないと、「方法が間違っているんじゃないか」「改善させるより、ありのままのこの子を受け入れた方がいいのでは…」と弱気になることもありました。

高橋:当然、あせりも出ますよね。

伊藤:それでも、途中でやめることはできないので、気持ちを切り替えて「あと1か月、あと1か月頑張ってみよう」、この繰り返しでここまでやってきたように思います。


1年生の頃、0~20点だったテストが2年生になるとほとんどが80点~90点に!

高橋:勉強面でもだいぶ伸びたそうですね。

伊藤:最近、学校のテストの点数がとても伸びてきました。1年生の頃は0~20点がほとんどでしたが、音読を始めた3学期に算数のテストで50点を取ることができました。私もとても嬉しくて娘をたくさん褒めました。それから2年生に進級するとテストのほとんどが80~90点になって…。漢字もほとんど書けます。今から1年前のIQテストの結果からすれば、考えられないことかもしれません。

高橋:それだけ学力がアップしたのはどのような効果だと思いますか?

伊藤:記憶力がついたことが大きいと思います。フラッシュカードと体質改善を始めてから、筆圧が強くなって字が上手になり、さらに音読をするようになってそれに比例して学力が伸びた感じがしています。

高橋:音読の効果は大きいですね。

伊藤:あとは勉強させる時、「書いて覚えさせる」ことをしました。漢字や暗記ものを書かせて、とにかく「読み書き」に力を入れました。

高橋:それが学力向上に結びついたのですね。お子さん自身にも、自信がついたのではありませんか?

伊藤:そうですね、テストでもいい点数が取れるようになってから自信を持って学校に行けるようになりました。負けず嫌いなところがあるので、「出来ない」ということが本当に辛かったようですが、それが出来るようになって授業に関しても自信がついてきたようです。


特別支援級を勧められたことが嘘のよう…「普通級のままで大丈夫」とのお墨付きも

高橋:特別支援級についてはいかがですか?

伊藤:1年生の頃があまりにひどい状態だったので、私の方から担任の先生に「普通級のままで大丈夫ですか?」と聞いてみました。すると「1年生の頃より出来ることが増えているし、このままで大丈夫でしょう」とのことでした。

高橋:本当に素晴らしい変化ですね。

伊藤:この1年間を振り返って、諦めずに続けて本当に良かったと実感しています。辛い時期もありましたが、通知表の成績もだいぶ変わったんですよ。

高橋:どんな風に変わりましたか?

伊藤:通知表は「良くできる」「できる」「がんばろう」の3段階なのですが、1年生の頃は半分くらいが「がんばろう」でした。それが2年生になると、図工が「良くできる」、それ以外は全部「できる」になって、「がんばろう」はなくなったんです。

高橋:そうですか、本当に嬉しい変化ですね。

伊藤:そうですね、先生からは「すごく変わりました。明らかに違います」と言われています。実は2年生の夏にもう一度IQのテストを受けたのですが、動作の面で1年前の「65」から「89」まで上がりました。

高橋:ずいぶん伸びましたね。今後、ここが伸びてほしいなど、目標はありますか?

伊藤:会話の面、コミュニケーションがもっとスムーズにできるようになることです。週1回、言語面を伸ばすためにプレイセラピー(遊戯療法)を受けているのですが…。

高橋:どのようなことをされるのですか?

伊藤:グループ学習で、遊びを通じて臨床心理士さんから発語を促すような指導を受けています。夏休みの間1か月受けていますが、会話をしたがるようになりました。

高橋:それまではあまり会話したがりませんでしたか?

伊藤:はい、それまでは会話に対して消極的でした。お友達とも会話できないので「気後れしてしまう」というのか…。お友達が話しかけに来てくれてもなかなか会話が続かないので。

高橋:学校へは楽しく通えていますか?

伊藤:はい。嫌がらずに通っています。夏休みあけの2学期はどうかな、と思ったのですが、とにかく楽しそうに行けています。

高橋:それが一番ですよね。負けず嫌いで出来ないことがあると泣いていた、とのことですが最近はいかがですか?

伊藤:本当に負けず嫌いで、勉強でもわからない点があると辛くて泣いているようなこともありました。私としても必死で家で予習、復習させて少しでも授業についていけるようにと勉強に付き添いました。


うつ状態になった時、実母から言われた「辛いのは摩耶の方だよ」の言葉で頑張れた

高橋:お家ではどのような学習スタイルですか?

伊藤:家では1時間、学校から帰って勉強しています。算数は教科書の同じ問題を3回くらい繰り返し解かせています。国語の漢字は得意なのですが、これも書いて覚えさせています。国語は文章問題の読解が大変で、一緒に声を出して読み上げて意味が分からないところは絵を書いて説明したり…。文章の内容を理解させたうえで、繰り返し問題を解かせることに力を入れています。

高橋:毎日続けるのは大変な時もありますよね。

伊藤:2年生になると6時間授業の日もあるので、そういう日はさすがに疲れていますが、コツコツ継続して取り組んでいます。

高橋:今、同じように改善の取り組みを頑張っている親御さんたちへお伝えしたいことはありますか?

伊藤:「諦めずに続けること」。この一言に尽きると思います。あとは、私の場合、取り組みをしていて精神的にもろかったせいで、ストレスからうつ状態になってしまいました。体調不良で辛かった時、同居している実の親に家事を手伝ってもらっていたのですが、つい私も母に愚痴を言ってしまって…。そしたら母から返ってきた言葉が「辛いのはあんたじゃない。摩耶の方が辛いんだ。この子だって普通に生まれてきたかったはずだ」と。

高橋:辛らつなお言葉ですよね…。

伊藤:「自分の体のことを考えるなら、摩耶のことを考えなさい。摩耶の方がずっと大変なのだから。それに比べたらあんたの大変さなんて、大したことはない」と。確かに厳しい言葉でしたが、その言葉があったから踏ん張れた、頑張ることが出来たのだと思います。

高橋:実の親御さんだからこそ言える言葉でもありますよね。

伊藤:今、私と同じような気持ちで頑張っていらっしゃるお母さんもいると思いますが、私のような親でも結果を出せたのですから、それを励みにしていただければと思います。

「あと1か月だけ頑張ろう」と思い続けて1年…大切なのは「諦めずに続けること」

高橋:改めてお話を伺っていると、改善の道のりは本当に地道な積み重ねの結果ですよね…。

伊藤:1か月、あと1か月だけ頑張ろうといつも思ってきて、それが1年経って、「やはりあの時、諦めなくて良かった」と思います。会報誌などを読んでいると「1か月で○○できるようになった」などと劇的改善が紹介されているので、正直、私の中に「もしかしたら、やり方が間違っているのでは?」というあせりもありました。だけど、その分、現状に満足せず「もっとこうしよう」「ああしよう」と試行錯誤しながらあの手この手を工夫したので…。

高橋:最近では、会話面で変化はありますか?

伊藤:簡単な質問には答えられるようになりました。学校での出来事などは自分からは積極的には話しませんが、「休み時間は何をしたの?」「給食は何を食べたの?」と聞くと答えてくれるようになりました。

高橋:食事面についてですが、摩耶ちゃんに偏食はありましたか?

伊藤:小さい時は偏食で、パンや麺類、ハム、ソーセージなど、好きなものしか食べませんでした。ご飯はまぁまぁ食べましたが野菜は食べなくて…。今は偏食もだいぶ治ってまんべんなく色々と食べられるようになりました。小麦粉と牛乳については悩んだのですが、なかなか改善の結果が出ないので、学校給食での牛乳はスパッとやめました。小麦粉については学校でパンをやめるのが大変だったので、せめて家ではパンを食べないようにしました。

高橋:「食」と「発達障がいの改善」についてはどのようにお考えですか?

伊藤:本当に体が丈夫になったので、改めて食事と栄養の大切さを実感しています。エジソンのメソッドをやって食生活を整えて、栄養をきちんと摂取して体力がつくようになりました。幼稚園では風邪をひいたりして、欠席も多かったのが小学校に入って欠席しなくなりました。体の面が丈夫になると、知能面、勉強の面でも頑張ってくれるようになったと実感しています。

高橋:身体面と知能面ではやはり密接なかかわりがあるのでしょうね。今日は貴重なお話をありがとうございました。

    お母様が取り組まれた5ヶ条

  • 牛乳の除去、食生活の改善
  • 早寝・早起き、規則正しい生活を送らせる
  • 笑顔で「大丈夫」の言葉がけを毎日続けた
  • 諦めず、とにかく根気よく取り組む
  • 改善方法に関する情報収集



▲摩耶ちゃんのお母様から届いた直筆のお手紙

会報誌『エジソン・アインシュタインスクール通信』18号から抜粋

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