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edit4歳,自閉症,知的障がい,多動 改善体験談

自閉症、多動の息子が「改善する」と知ったときの衝撃

4歳,自閉症,知的障がい,多動

松田怜くん(4歳、仮名)

発達指数の推移。7ヶ月で12%アップ

生後10か月、最初におかしいと思ったのは、おばあちゃん

井上祐宏(以下、井上):息子さんの発達の遅れとか障がいとか、そういうものが何かあるかなと気づいたのはいつ頃ですか?

松田葵(以下、松田):1歳になる前、生後10か月ぐらいのときに、「あれっ、ちょっと…」と、まず気づいたのは私の母でした。子どもから見たらおばあちゃんですね。私はもう勤め出していたので、日中は祖母が面倒をみてくれていたんです。

井上:なるほどね。息子さんはご長男?一人っ子ですか?

松田:一人っ子です。

井上:そうですか。それで、おばあちゃんはどんなことをおっしゃったんですか?

松田:そのときは何も言いませんでした。ただちょっと目が合いにくいかなとか、何かちょっと気になるところ、「ん?」と思うことが出始めたのがその頃だったと後で聞きました。その時点では確信もなかったし、言っていいものかっていうのがあったみたいです。

1歳2~3か月頃になっても言葉が全く出ない
指さしもバイバイもしてくれない

井上:その後どうなったんですか?

松田:正直、その頃私は息子にそういう障がいがあるとか、全く感じてはいなくて、気づいてもいませんでした。でも1歳過ぎて、1歳2~3か月頃になっても言葉が全く出ないんです。それと、例えば絵本を読んでいて、「アンパンマンはどれ?」と聞いても指さしなんかもしないし、バイバイをしないとか、気になるところが出始めていて、「あれっ?」と思いだしたくらいに、ちょうど母から言われました。

井上:その後は遅れが出ていることをいろいろと感じ始めたわけですか?

松田:はい、そうですね。やっぱりだんだん差が出てくるというか、周りの子が成長していくのを見ていて、うちの子は遅れているのかなっていうのを感じてはいました。

井上:今までで一番困ったことは、どんなことでしたか?

松田:困ったことをあげたら切りがないですけど、まず落ち着きが全く無くって、常に目が離せない状況だったのには疲れました。
  普通1歳から2歳にもなれば、親の後をついていくことができるはずなのに、それが2、3歳になっても全くできませんでした。自分が気になるものがあればどこでもかまわず、まっしぐらに行ってしまうので、それが駐車場だったり、危ないところだったりするとヒヤヒヤしました。実際に転んで怪我したこともありましたので、そういう部分は大変でした。

障がい(自閉症、知的障がい)があることを認めるまでは、
ものすごく暗いトンネルにいるような感じだった

井上:日常の買い物のときなどはどうしていましたか?

松田:本当に目が離せないので、まず必ずカートに乗せるのは絶対条件でした。カートからは抜け出せませんから、どうしようもないときはカートでしたね。

井上:言葉の方はどうでしたか?

松田:1歳2か月くらいのときに単語がちらほら出始めたと思ったら、1か月か2か月くらいでなくなってしまいました。それで意味のある言葉というのは全然話していませんでした。今も、〇〇って言ったかなっていうくらいで、はっきりとは話せていません。
  いろんなところで、周りの子との違いがヒシヒシと出てきて、障がいがあるというのを認めるまでは、ものすごく暗いトンネルの中にいるようでした。

井上:外来などで発達検査は受けたのですか?

松田:はい、まずは町の発達健診を受けました。1歳10か月からは言葉の教室に通わせたりしてましたから、町の保健師さんたちも蓮のことを良く知っていました。
 それで2歳児健診のときに二次健診を受けた方がいいんじゃないかと勧められました。ただ、混んでいるのか二次健診までにかなり時間があり、待っていられなくて、かかりつけの病院の主治医に紹介状を書いていただき、脳神経科のある病院を受診しました。そこで初めて、「自閉症」と「知的障害」という診断を受けました。

自閉症も知的障がいも、改善することはないと思っていた

井上:当協会のことはどうやって知ったのですか。

松田:母が新聞の広告欄で『発達障がい児が普通級に入れた!』という本を見つけて、「取り寄せてみない?」と言われたんです。でも、すぐにはその気にならなくて、結構たってからその本を取り寄せてみました。それで初めてエジソンさんのことを知りました。

井上:それはお子さんが何歳のときでしたか?

松田:面談する前ですから、4歳になるちょっと前くらいです。

井上:本を読まれてのご感想はどうでしたか?

松田:正直、衝撃を受けました。その本を読んだときには、障がいと向き合う覚悟はできていて、「改善する」というのはまずないって思っていましたから。

井上:読み終わってどうされましたか?

松田:すぐに親子面談を申し込みました。

親子面談でフラッシュカードに集中、反応する我が子の姿にびっくり

井上:4歳になって少ししたくらいに親子面談を受けられたんですね。今現在は何歳ですか?

松田:4歳8か月です。

井上:親子面談を受けての印象はいかがでしたか?

松田:まず鈴木先生がフラッシュカードをやったときの食い付きというか、集中力がものすごいなと感じました。そこに長い時間座っていられるっていうのもビックリでしたし。
もちろん喋れないんですが、ちゃんと答えているんですよね。指をさして、反応しているのに、本当に驚いてしまって、開いた口がふさがらないような思いでした。そのときは祖母も一緒にいたんですが、祖母もすごく驚いていました。
そのとき、子どもに、「本当は僕できるんだよ!」って言われたような気がしたんです。

井上:初めてのフラッシュカードで、お子さんが指差ししたんですね。

松田:そうなんです。しかもほとんど正解していました。それが本当にビックリで、この子にそんな理解力があるなんて、本当に思っていなかったので…。

子どもと本当に100%向き合えていなかったことに気づき、自分が変わった

井上:トレーニングセミナーを受けようと思われたのはいつごろですか?

松田:そうですね。もう面談の帰りに、蓮を成長させるのはここしかないなと思いまして。

井上:なるほど。その後、セミナーを受けられての感想はいかがでしたか?

松田:同じ仲間というか、同じ思いを持った親御さんと知り合えたり、「絶対よくなるんですよ」と言い切る鈴木先生の熱意を感じて、自信をもらえました。

井上:実際にエジソン・アインシュタインスクールメソッドに取り組み始めてからはどんなことが起きましたか。

松田:子どもに教える側としては私もまだまだなんですが、まず自分自身が変わったかなと思います。

井上:具体的には、どういうところがですか?

松田:私自身、元々そんなに穏やかなタイプではなく、わりと短気なんです。親として、どちらかというとダメな親なのは間違いなかったんですが、メソッドを取り組み始めて、子どもと本当に100%向き合えていなかったことに気づきました。
  きちっと子どもと向き合うことで小さな変化や、表情が見えてきて、そうしたら子どもがよく周りの人の顔を見るようになりました。私の顔や周りの人の顔を見て、表情を読み取ろう、読み取ろうとするのがすごくよく分かるんです。

井上:お子さんが改善はしたと思われる点はありましたか?

松田:良くなったことを挙げると、すごく沢山あるんですが、特に情緒面は穏やかになりました。

井上:多動とかの問題ですか。

松田:そうですね、やっぱり多動が一番大変だった部分だと思います。

井上:トレーニングを受けてきて変わったのは、多動が治まったというのと、情緒面が豊かになったのですね。

他動が治まり一緒にあるけるようになり、表情が豊かになって共感も芽生えてきた

井上:表情に変化は出てきましたか?

松田:表情も豊かになって、共感したいという気持ちが芽生えてきました。例えば自分が作ったものを「見て」と、言葉は話せないんですが、持ってきたり、本を読んでほしいっていうのを、ゼスチャーで示すようになりました。
  悲しそうな顔をしてると心配してきたり、体調が悪そうだと、気づいて寄り添ってくれたりとか、息子の内面がすごく穏やかで、本当にやさしいんだなっていうのを強く感じるようになりました。

井上:目も合うようになったんですか?

松田:そうです。すごく見てくれるようになりました。

井上:以前、目が合わないときの様子はどうだったんですか?

松田:メソッドでトレーニングする前は、声を掛けると、返事はしてもなかなか振り向いてくれなかったんです。10回中1回見てくれればいい方かなというくらいで、全く反応してくれませんでした。今はもう呼んだらすぐに反応してくれます。

井上:それは素晴らしい。メソッドを始めてからは、今どのくらい経ちましたか。

松田:今年の2月に親子面談を受けたので、実際にメソッドを始めたのは3月初めくらいですから、ちょうど5か月くらいですね。

井上:多動が治まった今はカートを使っていますか?

松田:はい。ちゃんと私についてこられるようになりました。声掛けしなくても普通についてきますね。本当に気になるものがあれば行ってしまいますが(笑)、普段は一緒に歩いて、たまにカゴを持ってくれたりもします。
  言葉はまだ出ないかなっていう感じですけど、こちらが言っていることを理解しているところがかなりありますし、言っていることがわかっていると思います。

思うようにいかないことにイライラし、子どもの将来が不安だった

井上:大変だった時期というのは2年以上あったわけですが、その中でも一番辛かったときっていうと、どんな状況を思い出されますか?

松田:そうですね。多動がひどかったので、思うように行かないという私のイライラが正直ありました。同年代の周りの子たちと楽しく遊べないというのも可哀想でした。
遊び方一つにしてもすごく偏っているので、お友だちの関わりもうまくゆかない姿を見ていると、やっぱり悲しくもなるし、それを目にしながら、将来の不安しかなかったですね。
今この子をどうしようというよりも、この子の将来はどうなってしまうのかなということが不安でした。

井上:今は幼稚園に通っているんですか?

松田:年少さんの下のクラスの2歳半クラスから幼稚園には通っています。

井上:幼稚園でのトラブルはありましたか?

松田:最初は補助の先生が付いていて、少人数クラスだったこともあり、とても居心地が良かったし、蓮はお友だちに何かしてしまうような攻撃性もなかったので、トラブル等はありませんでした。
一時、クラスの人数が3倍くらいに増え、周りが促してあげないと本人も何をしていいかわからない状態ですから、ストレスが溜まり、幼稚園をものすごく嫌がるようになり困りました。
今は蓮をよく理解する先生が付いてくれて良くなっています。蓮が一緒にできそうなことはみんなと同じようにしてもらい、時には別メニューを組んでもらうこともありますが、できるだけ集団行動をさせてもらっています。

井上:エジソンをやって一番嬉しかったのはどんなことですか?

松田:子どもの方から笑いかけてくるようになったことです。それと、楽しい顔をたくさん見られるようになってきたことですね。これからの成長が本当に楽しみです。

小学校の普通級就学にに間に合うように、状況に合わせてくれる個人レッスン

井上:個人レッスンとか受けられる予定はありますか?

松田:小学校入学普通級の就学に間に合うように、毎月受けていくつもりです。先日2回目を受けたところです。

井上:そうですか。では1回目、2回目と個人レッスンを受けた感想をお願いします。

松田:個人レッスンの先生は蓮に合わせたスピードとか、そのときの息子の状態に合わせてやってくれるので、私とは全く食いつきが違うなと感じました。2回目ではずっと座っていられて、先生も褒めてくさだり、かなり落ち着いてました。

井上:今、同じ境遇で困っていらっしゃる方が沢山いらっしゃると思うのですが、エジソンを受けた今の豊田さんからは、どういったことを伝えてあげたいですか?

松田:うちの子も改善はまだまだこれからで、私も勉強中なので、あまりアドバイスできることはないんですが…。
  私にはエジソンが最後の砦に見えたんです。子どもを受け入れるまでには本当に苦しみ、悩みばかりで、ワラにもすがる思いで、改善するにはここしかないって思いました。エジソンに来ようかどうか迷っている時間があったらすぐにでも始めた方がいいと思います。お子さんのためにも、親御さんのためにもそれがいいと思います。

井上:そうですか。ありがとうございます。これからさらに改善が進んでいくと思います。今度は普通級に入れたときに取材させていただきますので、よろしくお願いします。今日はありがとうございました。

松田:はい、それが目標です。これからも子どもを信じてやっていくだけです。こちらこそありがとうございました。

会報誌『エジソン・アインシュタインスクール通信』32号から抜粋

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