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edit5歳,アスペルガー障がい,多動 改善体験談

まるで「犬」のように多動だった我が子…私自身がうつを克服して生まれ変わったことで「問題ない」と言える状態にまで改善した!

5歳,アスペルガー障がい,多動

西川みゆさん(仮名、34歳) お子さん健くん(仮名、5歳)

聞き手:会報誌編集担当 高橋秀子

▲7月に長野県・白馬で行われたアレルギー食対応ツアーで。旅行中でもしっかり朝の取り組みを頑張りました。

現在、5歳になる息子さんが、3歳の時、発達障がいと診断されたことでエジソンのメソッドに取り組み始めた西川みゆさん(仮名)。結果、目覚ましい改善が進み、現在では普通児と変わらないほどまで成長されています。エジソンに出会う前のみゆさんは、今からは想像もつかないような大変な「うつ状態」にあり、当時の凄まじい状態は、以前にも会報誌でご紹介させていただきました。自らの心情を綴られた赤裸々な日記をご本人の了承のもと再度、ご紹介します(会報誌紙面6ページぶん)。続けて、改善インタビューもご覧ください

「地獄の日々からの生還」西川みゆさんの告白


私は、パニック障害、不安症、不眠症、うつ、それはそれは地獄でした。
息子の奇声に、奇声で怒鳴り返す日々を送ってきました。
毎日のように、物を投げては、悲観的に泣いて、泣き叫ぶ息子の前で自分の髪の毛をかきむしっていました。
鬼ババでした。
こんなこと書くのは恥ずかしいけれど、私の気づきです。
私は昔から菓子パンが大好きでした。
学生のころからお昼ご飯は決まって菓子パン。アンドーナツも大好き。
帰宅後は、スナック菓子を食いあさっていました。
さらに、妊娠期も一人でいるときは大抵、パン。
手軽でおいしい! なんて喜んで新しい市販のパンに食いついていました。
さらに、産後も体調不良を理由に、スーパーのお総菜や冷凍食品に頼りがちでした。
息子にも昼食によく冷凍食品のピラフを与えていました。
でも、セミナーに出てから1か月ちょっと。
菓子パンや添加物の摂取を極力減らし、和食中心、「息子のため」と食事を一生懸命作るようになりました。
息子の成長はもちろん、私自身が「性格が一変したようだ」と言われます。
自律神経の薬などももう飲んでいません! よく眠れています。
セミナー受講直後は「頑張って笑わなくちゃ」だったのが、「本当に楽しい!」と腹を抱えて、手をたたき、笑えるようになっています。
うちの場合は「マジで私が栄養失調だったんだ」と気づかされました。
私はこんなふうに文章を打てる状況じゃなかったんです。
自分がおかしくなってから、 薬に頼って周りに理解を得て、息子を一時保育に預けました(通院という理由で週3回)。医者からの「環境を変えないと治らない」という通告を聞いて、 主人が「ママが元気になるなら」との思いで、環境障害と不眠症を治すために、なんと引っ越しまで納得して行動してくれたんです。
離婚寸前でした。
そのときに、はじめて息子が多動症(聞いたことありませんでした)ではないかと、義母から言われました。
あんなにおかしくなるなんて…って今でも思い返すとぞっとします。
息子の多動症が私のうつの原因?
考えたらきりがなくて悩みましたが、もう大丈夫。
鈴木先生の本を読んだあとは、自分の進む道に迷いはありませんでした。
夫への感謝とともに、私の体も改善されたような気がします。
笑顔が増えると、どんどん連鎖して、家族が変わっていくんですね。
今日も息子は進化しました。
私、当時、たくさんの悲しいニュースが流れる度、「この犯人の気持ちわかる」くらいの思いでした。
怖いですよね…。あの自分の体に走っていた衝動的なモノが本当に怖くて、今は毎日「しっかり食べなくちゃね。栄養たっぷりだね」と息子に言いつつ、自分自身にも言い聞かせています。
「給食で死ぬ!!」コスモ21刊 P.191〜より一部抜粋)

産後うつから、真夜中に髪の毛をかきむしって抜いていた、まるで「鬼ババ」だった私…

高橋 : お子さんの状態で、最初に気になったのはどのような点でしたか?

西川 : 私は最初、息子の異常に気付かなくて、初めは義理の母に指摘されたのがきっかけでした。私が身体を壊した時があって、その時、夫婦仲もあまりうまくいっていなかったので、義理の母に思い切って相談しに行ったんです。その時、義理の母に「あなたはそう言うけれど、(息子である)健くんの方が大変なのでは? あなたが身体を壊している場合じゃないわよ。どうもあの子は多動に思える」と言われたんです。

高橋 : 驚かれたでしょうね。

西川 : はい。それまで発達障がいはもちろん、「多動」という言葉も知りませんでした。それから主人が色々と調べてくれて、多動やアスペルガーの情報について知り、その時に初めて事の重大さに気づきました。

高橋 : 具体的にはどのような症状でしたか?

西川 : まず、多動です。座ってご飯を食べることが出来ずに、一口食べては、ぱ~っとどこかへ行ってしまう。呼ぶとまた戻ってきて一口食べて、またどこかへ行ってしまう。まるで「犬」のような状態でした。

高橋 : 体調を崩された、というのは?

西川 : 私がウツ状態でした。息子の障がいがわかったのが、2年前の2012年10月で、その年の5月に下の子を出産したのですが、今思えば産後ウツにかかっていたのだと思います。というのも、下の子が夜泣きすると、それに反応して息子も暴れてしまうので、私自身、不眠状態が続いていて…。さらに、当時住んでいたのが商店街のど真ん中だったせいもあって、真夜中でもトラックの騒音がうるさくて、眠れませんでした。そんな状態だったので日中は精神バランスも不安定で泣いてばかりいました。

高橋 : 大変な状態だったのですね。

西川 : 実家の母が、私が家にひきこもっているのを心配して、ある時、一泊で外に連れ出してくれたのですが、真夜中に私が起きてひたすら髪の毛をかきむしって抜いていたそうなんです。

高橋 : ご自身では記憶がないのですか?

西川 : 自分では髪の毛を抜いていた、という意識はまったくなくて…。母に指摘されて、そこまでひどい精神状態だったのか、と愕然としました。

高橋 : それからはどうされましたか?

西川 : 婦人科へ行って、ホルモンバランスを診てみらいました。カウンセラーの先生に事情を話したところ、息子を保育園に入れなさいと、保育園に預けることを提案されました。カウンセラーの方がおっしゃるに、私だけでなく、おそらく息子自身も相当、ストレスを抱えているはずなので…と。

高橋 : それで上の息子さんを保育園に入れたんですね。

西川 : はい。さらにカウンセラーの方からは「今の住まいを引っ越しなさい。環境障がいですから」とも言われました。それで主人に事情を説明して「引っ越したい」と。

高橋 : 引っ越しをされたのですか?

西川 : まずは私自身の精神状態を落ち着かせるために、住んでいた家から10分のところにアパートを借りました。当時、自分の気持ちを吐き出す日記を書いていたのですが、今読み返してみると恐ろしい字で「子育てが嫌」「家が嫌」と殴り書きしていて…。とにかく当時、私自身がパニック状態で、物事も冷静に落ち着いて話せないような状態でした。

高橋 : 想像以上に壮絶な状態でしたね…。

▲今年の5月、自転車に乗れるようになった健くん。それまでは自転車に興味を示さず、三輪車を漕ぐこともできなかったのが、「車を運転する感覚」で足を動かせるようになりました。

「いっそのこと、この子を窓から投げてしまおうか…」切羽詰まって、恐ろしい考えに襲われたことも

西川 : とにかく、そんな精神状態では他人から何を言われても耳に入ってこないですし、マイナスのスパイラルにはまる一方で。子どもがあまりに暴れてうるさい時には、いっそのこと「窓からこの子を投げてしまおうか…」という恐ろしい考えが頭をよぎったこともあります。

高橋 : 真面目な分、突き詰めて考えてしまうんですね…。

西川 : 仕事でもミスして叱られるのがこわい完璧主義者でした。物事がうまく行かないことが連続で続くとストレスになって、その反動でおかしを食べまくったり…。当時はコンビニのおにぎりや冷凍食品もよく食べていて、それらを子どもに与えていたこともありました。

高橋 : 食生活もよろしくない状態だったのですね。

西川 : 保育園に通うようになってからは、とにかく園に送り届けさえすればお昼は園で食べてくるので、朝はパンだけ与えたり…。とにかく責任感のない母親でした。

高橋 : ご自身の精神状態が不安定では、仕方ないですよね…。

西川 : 当時は、「子どもは悠々自適でいいわ。辛いのは私ばかり」と思っていて、「まずは自分が変わらなくては…」という意識はまったくありませんでした。義母に指摘された「あなたが病気になってる場合じゃない。辛いのは子どもの方」という言葉を受けて、引っ越し先のアパートで冷静に落ち着いて色々なことを考えられるようになりました。

クリスマス前夜、鈴木先生の本との運命の出会い。前向きで楽しそうなタイトルに惹かれて…

高橋 : 協会との出会いのきっかけは何でしたか?

西川 : 今から2年前、2012年の12月23日に、クリスマスの鶏肉を買いに行った時に、隣が本屋さんでそこで偶然、「子どもの脳にいいこと」の本を見つけました。育児書のコーナーだと、「発達障がいをどう支援するか」など、どちらかと言うと「守り」の姿勢の本が多いなかで、鈴木先生の本はカウンセラーのコーナーに置いてあって、前向きで楽しそうなタイトルに惹かれました。

高橋 : 読んでみていかがでしたか?

西川 : 「この先生に会いたい」と思って、すぐに親子面談を予約して、翌年1月に鈴木先生の親子面談を受けました。その頃、県の子ども医療センターの診断を受けて、「多動とアスペルガーを持つ自閉症スペクトラム」と言われました。

「ようこそ、天才君。」鈴木先生の姿勢に「この先生は自分を受け入れてくれている」と感じた息子

高橋 : 親子面談を受けられた感想はいかがですか?

西川 : とにかく驚きました。うちの息子に対して鈴木先生は「ようこそ、天才君」という姿勢で…。病院の先生のような「上から目線」でなく、息子自身も「この先生は僕のことを受け入れてくれている」と感じたようでした。面談では終始、安心して落ち着いている子どもの様子に驚きました。

高橋 : 素晴らしいですね!

西川 : 先生の説明はどれも納得のいくもので、なるほど…と思うと同時に、食事の改善の話など心当たりがたくさんありました。高速カードでも、音楽に合わせてクルクル回ったりしていましたが、最終的にちゃんと正解のカードを当てたので、「エジソンのメソッドはこの子に合っている!」と確信しました。迷わず次のステップであるトレーニングセミナーを受講することを決めました。

高橋 : 迷わず、すぐに決断されたのですね。

西川 : 自閉症スペクトラムと診断を受けた医療センターのほかにも、小児科など2箇所ほど回ったのですが、そのどちらからも「特別な手立てはない、様子を見ましょう」と言われ、「改善」という言葉は一切、出てきませんでした。

▲お母さん手作りのフラッシュカードの数々。健くんの得意分野である「非言語分野」を生かしながら、「言語野」に導くカード作りを工夫されています。イメージの世界から、発語や社会性アップを促す取り組みをされているとのこと。

取り組みから2ヶ月、言葉の出なかった息子が「ハッピーバースデー」と言えた!

高橋 : 取り組みを始められてからのお子さんの変化についてお聞きしたいのですが…。

西川 : ちょうど取り組みから2か月くらいたった頃、通信教育の付録でお誕生日を迎える子のための、歌のCDがついてきたのですが、当時、言葉が出ていなくて指をさして「ん、ん…」と言う程度だった息子が、「ハッピーバースデー」としっかりした声で言えるようになったことです。

高橋 : 言葉が出たのですね!

西川 : その他にもお父さんに向かって「パパ、カステラどうぞ」と言っておやつをさしだしたり…。とても驚きました。

高橋 : 感動的ですね!

西川 : とにかくお風呂上りの血行が良い時間にフラッシュカードをたくさんやっていました。他には褒め言葉、食事の改善もやりました。それまで孤独な戦いをしていたのが、ミクシーなどのコミュニティでお友達が出来て、いろいろな体験談や取り組みの事例をお聞きしたことで、仲間意識が出来て、精神的にも大きなプラスになりました。

高橋 : お仲間の存在は大きいですよね。

西川 : ミクシーのページで日々、取り組みの中で感じることを日記に書くようになってから私自身の気持ちの整理がついて、自分自身と向き合えるようになったことも大きかったです。気持ちが落ち着いてきたことで、息子のこともしっかり「観察」出来るようになったので…。

高橋 : ご自身の精神が安定していないと、お子さんともじっくり向き合えませんものね…。

西川 : 私自身、精神が不安定だった頃のことを思うと、息子のことを傷つけてしまった、という懺悔の思いがあるので、その傷に対して、今は倍にして返してあげたい思いでいっぱいです。今はたくさん息子を抱きしめてあげることが増えて、とにかくよく息子を触ること、コミュニケーションがすごく増えたと思います。それによって息子の笑顔も言葉も増えたと実感しています。

昔は市販のパンに飛びついていた私…小麦、卵、乳製品の除去に取り組む!

高橋 : 食事の改善は、具体的にはどのように取り組まれましたか?

西川 : 小麦、卵、乳製品を除去しました。食事の改善を始める前は、毎日ヨーグルトやパンも普通に食べていて、洋食中心でした。息子は野菜が食べられないなど偏食もあって、その頃は、ご飯にお味噌汁をかけた、離乳食のような猫マンマが主食で。多動のため、落ち着いて座ってご飯が食べられないせいもあって、ちゃんとした固形物を与える余裕もなかったです。

高橋 : アレルギー検査はいかがでしたか?

西川 : 1回目のトレーニングセミナーを受けた時に、IgG検査(遅発性アレルギー検査)を受けたところ、乳製品、卵に反応が出ました。さらにナチュラルクリニック代々木にも行って、食事の改善指導を受けたことも大きかったと思います。「8歳になるまでは何が何でも食事の改善を頑張りなさい」と言われたこともあって、それで食事の改善に火がつきました。

高橋 : そうでしたか…。

西川 : 昔の私は菓子パンが大好きで、新製品が出るとすぐに飛びつくほど市販のパンが大好きでした。けれど今では、ホームベーカリーを使って安全な小麦粉にこだわってパンを焼いて食べています。基本はご飯中心の和食ベースなので、パンの日を月に2回と決めて、取り組みの前にカレンダーに「この日はパンの日」、と書き込んで、イベント的に楽しんでいます。

高橋 : お母様ご自身から食生活を変えた努力は素晴らしいですね!

西川 : 今では市販のパンは一切買わなくなりましたが、市販のパンの危険性に気付いていなかったら、今でも飛びついていたと思います。スーパーに行ってパンを見ると、やはり子どもたちはパンをほしがりますが、「出来上がっているパンには、身体に良くないものが色々と入っているから、お家で焼いたパンにしようね」とちゃんと説明して聞かせると、分かってくれるようになりました。

高橋 : きちんと分かるように説明してあげることが大切ですよね。

西川 : 「パンが食べたかったら、ママが美味しいパンを焼くからね!」と、子どもと一緒に「頑張ろうね」という姿勢を示すことが大切なのだと思います

高橋 : 本当に頭が下がる思いがします。

西川 : エジソン・ママである木村早苗さん(仮名)に良く言われるのが「投資だと思って」という言葉です。教育費にしても食の改善やホームベーカリーにしてもお金はもちろんかかるけれども、子どもの健康と命には代えられない。それで病院代が浮くのならば逆に「お得」と考えて、原料のしっかりわかる調味料や、毎日、口にするお米もいいものを選ぶことが大事だと。

暗示の効果で我慢の回路が出来て取り組みから9ヶ月でトイレでうんちに成功!

高橋 : 健康には代えられないですからね…。お子さんの変化ですが、言葉以外の変化についてはいかがですか?

西川 : 「座ってご飯が食べられます」「あなたならきっと出来る」という言葉をかけるようになってから、だんだんイスに座っていられる時間が長くなって、1週間に1度、息子の様子を見に来る母からも「一人でご飯を食べられるようになってえらいわね!」と言われるようになりました。

高橋 : 我慢の回路が出来たのですね。

西川 : さらにトレーニングセミナーを受けてから半年ほどすると、トイレでおしっこが出来るようになって、さらにその3か月後にはオムツがすっかりはずれて、「ママ、うんち」と言ってトイレでうんちが出来るようになったんです。暗示効果のおかげです。

高橋 : 目覚ましい変化ですね。

西川 : 正直、こんなに早くオムツが外れるとは思っていませんでした。それまでの息子はうんちが出ても構わずに遊んでいて、「本当なら不快なはずなのに、この子はそれにも反応しない子なんだ」とばかり思っていて…。将来的に、小学3年生頃までにオムツが外れればいいかな、と思っていたほどです。

高橋 : それが3歳のうちにオムツが外れたとは!

西川 : 楽しくトイレ・トレーニングできる絵本「おしっこしーしーいい気持ち」を見せたら、ある日、息子が怒った時があったんです。突然怒って、まるで「おしっこはトイレでするのくらいわかっているよ!」と言っているようでした。私は「トイレのことが、彼に相当プレッシャーになっているんだな。彼のプライドを傷つけてしまったのかな」と…。でも、その後なんです。「ママ、おしっこ出ます」と教えてくれて、トイレでおしっこできるようになったのは…。どんなに時間がかかっても、出来る日は必ず来るので諦めてはいけないと思いました。

高橋 : 彼なりに、「トイレで出来るようになりたい」という思いは痛いほどあったのでしょうね。

西川 : 取り組みの1年目はとにかく食事の改善、2年目は鈴木先生の個人レッスンを受けたことで、家庭での指導の具体的なやり方を学んだ年でした。それまでは、トレーニングセミナーを受けて4か月間のプログラム期間を終えても、自分の中で取り組み自体が漠然として、手探り状態で進んでいたのが、個人レッスンを受けたことで、具体的にどのようにレッスンすればいいのか、明確になりました。3か月に1度受けた個人レッスンは大きかったです。

高橋 : ご家庭での取り組みのヒントをたくさん得られたことと思います。

「改善始動はお母さん、あなたがやるんですよ!」その一言で私の意識がガラリと変わった!

▲西川健くんの発達指数(DQ)値のグラフ
「社会面・言語面・知識面・身体面」4つの面で起きた改善の伸び率グラフ
※グラフの縦軸は上から社会面、言語面、知覚面、身体面の発達。 横軸は月齢。2013年1月、3歳3か月で改善指導を始めた結果、社会面、言語面が 特に大きく伸び、月齢を超える勢いで改善しました。

西川 : 4か月間のトレーニングセミナー期間は、入ってくる情報が衝撃的すぎて、とにかく情報を吸収するだけで精一杯でした。実際の改善指導も最初は「誰がやるの?」という気持ちだったのですが、「お母さん、あなたがやるんですよ!」と言われて正直、ビックリしました。それまでは、どこか他人任せで、「誰かが息子を変えてくれる」と思っていた節があったのが、やるのは「親です」と言われて私の中で意識がガラリと変わりました。

高橋 : 今は何の心配もないところまで改善していますね。

西川 : おかげ様で鈴木先生からは「心配なし」と言われています。家での取り組みは朝、学校に行く前に1時間やっていて、挨拶の歌や英語、地理や雑学などいろいろなものを飽きないように工夫しています…。一番は「社会面」での伸びが大きいと思います。

高橋 : 親子二人三脚で頑張った結果ですね。

西川 : 先輩のエジソン・ママたちから受ける影響も大きいです。田中さん(仮名)がおっしゃった「この先、何があっても、他人から何を言われたとしても、乗り越えられる。子どもを改善できるのは自分しかいない」という言葉からは私自身、揺るぎない覚悟をもらいました。

高橋 : 今、同じようにお子さんの状態で悩んでいる方々へお伝えしたいことはありますか?

西川 : すべては「我が子を必ず変える」という親御さんの「覚悟と勇気」だと思います。自分には「できない」と思ってしまったら、現状は何も変わりません。「本気で自分の子どもを変えたい」と思うのであれば、エジソンのメソッドをとにかくおススメします。鈴木先生からは、「この子を自立させるのは自分。この子に働きかけるのも、この子をしあわせにするのも自分」という「覚悟」を教えてもらったと思います。

1年前とは想像もつかない息子の取り組みの姿に「諦めないで良かった…」0.1でも前に進むことが大切!

▲毎朝行っているエジソンのトレーニング中のヒトコマ。プリント学習への集中力もぐんぐん上がってきています。

高橋 : 本当に西川さんの意識の高さには頭が下がります。

西川 : 以前の私は本当にどうしようもないひどい母親でしたから…。息子に虐待していると思われるのが怖いから、息子への爆発しそうな感情の矛先を、子どものおもちゃを壊すことで紛らわせていました。当時を振り返ると、あの時のことがこの子のトラウマになったらどうしよう、と懺悔の気持ちもあって。ただ、一度、やってしまったことは塗り替えることができないので、今はとにかく「ママを許してね」と、私自身、生まれ変わった気持ちで向き合っていることをこの子にわかってもらうしかない、そう思っています。

高橋 : これだけ真剣に向き合われている親御さんはなかなかいないと思います。

西川 : 家庭での取り組みを「形」にするまで毎日試行錯誤の日々でした。最初はきちんと座れるわけもなく、ソファーで寝ながらでもいいから…という思いでフラッシュカードを続けてきました。手作りの教材も、作っては壊されて、何度も何度もめげそうになったり、腹が立ったりもしました。でも、少しずつアウトプットができるようになってくると、「あの時やっていた取り組みが生きている!」という瞬間がどんどん増え、次第に親子で自信が出てきたんです。

高橋 : 一歩一歩、地道な道のりだったのですね。

西川 : エジソンの高速楽習の音楽教材を使うと興味を持っていたことから、「これをやるから、見たかったら座ってね」というように、少しずつ座る時間を意識させ、ひとつの取り組みができたら、いっぱい褒めて「万歳」しながら進めていきました。徐々に本人も「お椅子に座らないと取り組みが進まない」ということがわかってきたようで、今ではプリント学習にも取り組めるようになっています。今、同じように取り組みに頑張っている親御さんには「たとえめげそうになっても、 毎日0.1でもいいから進もうと決めて頑張ってほしい」と思います。私もやろうとしていたことが完全にできなくても「0.1進めた!」とちょっとの頑張りを自分なりに認めて進んできました。

高橋 : 「少しでも前に進む!」という覚悟と勇気ですね。

西川 : 一年前では想像もできないくらい取り組みに前向きな息子たちを見ると、投げ出さず諦めないで教材作りしてきて良かったと思います。興味を示さず「無駄かな?」と思ったカードも、息子の好みや特徴を知るうえで大きなヒントにつながったので、無駄にはなっていません。期間を空けて、少し改善が進んだ頃にまた活躍する教材もいっぱいありました。基本は「私が楽しく取り組めるやり方」をいつまでも追求していこうと思っています。息子の成長は待ってくれませんから、私もさぼってはいられません。この大切でかけがえのない息子との取り組み時間は宝ものです。だから、先生は「奇跡の学校」とおっしゃるのですね。

高橋 : まさにおっしゃる通りだと思います。これからもますますお子さんの限りない可能性を伸ばすことが楽しみですね。今日は素晴らしいお話をありがとうございました。


会報誌『エジソン・アインシュタインスクール通信』23号から抜粋

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