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edit6歳,自閉症 改善体験談

特別支援学校と言われた娘が
取り組みから2年で普通園に!来年は普通級目指して…

6歳,自閉症

山田優香ちゃん(仮名)

高橋:協会に来られる前、お子さんのどういった点が気になりましたか?

山田:小さい時から上のお姉ちゃんと比べると、言葉がすごく遅かったのが気になりました。言葉は出ても、「名詞」が出なくて、「よーい、ドン!」「よいしょ」など、動きに合わせた言葉ばかり。市の育児相談に行くと、言語療法士さんに、「人とかかわりたい、と思わないと名詞は出ません」と言われてしまい、ショックを受けました。

高橋:診断は受けましたか?

山田:市から病院を勧められて、検査の結果「自閉症」と診断されました。3歳半の時です。それから、治療教育の施設に通い始めて…。そこに通い出す直前に、こちらで親子面談を受けました。

高橋:協会をお知りになったきっかっけは何でしたか?

山田:主人が新聞広告で、鈴木先生の「子どもの脳にいいこと」の本を見つけて、読んだのがきっかけです。それまでも、色々な本を読みましたが、どれも難しくて、こういう子の仕組みが書かれているだけで、「じゃあ、その先、どうすればいいの?」という点がわかりませんでした。鈴木先生の本は、サーッと読めて、主人もすぐに読んでくれました。高速楽習カードのことなど具体的な方法が書いてあったので、すごく興味がわいてきました。

高橋:その後は?

山田:最初、鈴木先生の東京での講演会に行ったのですが、先生がすごくパワフルでびっくりして…。ものすごくエネルギーを感じたので、「いいかもしれない」という希望を持って、親子面談をお願いしました。

高橋:「改善する」という言葉に対して、「本当かな?」という疑いはありませんでしたか?

山田:正直、「本当かな?」という気持ちもありましたが、何をやっていいのかわからなかったので、「こういう方法がある」と提案していただけるなら、やってみたいな、と思いました。

高橋:改善指導を始められてからの、変化はいかがですか?

山田:言葉は、2歳くらいから出始めていましたが、単語のみでした。それがセミナーを受けて、カードなどを始めて1か月ちょっとで二語文になったのです。

高橋:二語文ですか? 素晴らしいですね!

山田:自分でも、「わぁ、すごい!」と思って。本当にそれまで言葉が顕著に遅れていたので…。

高橋:それ以外に変化はありますか?

山田:あとは、パニックが本当にひどくて、言葉以上に困っていました。慣れない場所や、知らない人に触られるとパニックになって。あと、何でも最初から最後まで、自分のやり方でやり通そうする「こだわり」が強くて、人に手出し、口出しされるとパニックになってしまうんです。

高橋:何歳くらいの頃ですか?

山田:2歳の頃は、毎朝、「着替えようね」と言うだけでパニックで、「自分で着替えたいけれど、できない。でも、私に手伝ってもらうのも嫌だ」という葛藤でした。毎朝、着替えるだけで、1時間かかっていました。

高橋:今はどうですか?

山田:今は全く、パニックになることはありません。「うーっ」とうなることはありますが、ちょっと涙目になるくらいで、それも2、3分でおさまります。それまでは、日々、1、2時間のパニックが何回も何回も起きていたので…。

高橋:お母様も、本当に大変でしたね…。

山田:パニックを起こしている真っ最中は、私も、もちろん辛いのですが、一番辛いのは混乱している娘自身だ、と思って、「優香(仮名)は頑張っている」と声に出して言っていました。すると、不思議と自分が落ち着くというか、娘を許せるというか、そんな切り替えが、私自身の中で効いていた気がします。

高橋:今はだいぶ落ち着いたんですね。

山田:最初は1時間のパニックだったのが、徐々に、時間が短くなっていって、そのうち、家の寝室や公園など、自分で気持ちを「切り替えられる場所」を見つけられるようになりました。今ではパニックも全く大丈夫です。

高橋:本当に一歩、一歩、段階を踏んで改善していったのですね。

山田:セミナーを受けてから1年くらいでパニックがなくなりました。治療教育でも、最初の1年は、障がいのある子だけがいる建物にいたのですが、2年目には、普通の保育園の中にひとつだけある特殊クラスに行っていいですよ、と言われて…。そのクラスに入って、2、3か月で「来年は、地元にある普通の保育園でいいのでは」と言われて、4月から通っています。

高橋:今は、普通の幼稚園ですか? 目覚しい変化ですね。

山田:新しい環境に変わるので大丈夫かな、と思いましたが、1回も泣かずに、問題なく通えています。「今日からこっちの保育園だよ」と言ったら、最初は「え~」と嫌そうでしたが、いざ、その日になったら、「わかった」と言って、振り向きもせずにお部屋に入っていって…。色々と臨機応変に対応できるようになってきました。

高橋:最初、心配だった言葉も、セミナーを受けてから2年目あたりでぐんぐん、増えてきたそうですね。カード以外にも、言葉がけは意識されましたか?

山田:はい、療育園まで車で20分ほどかかるのですが、その車中でも、うんと話かけるようにしていました。「今日は給食、何だったの?」とか、園での様子を常に聞くようにして、あとは、「赤くて丸いものはなあに?」とクイズを出してみたり。

パニックばかり起こして言葉も出なかった子が…
来年は、普通級を視野に入れてラストスパート!

高橋:来年は小学校ですが、普通級と特別支援級、どちらをお考えですか?

山田:私は今の状態だったら、特別支援級を考えているのですが…。でも、鈴木先生には「(普通学級で)大丈夫」と言われたので、ラストスパートをかけて頑張りたいと思います。

高橋:今、お子様の状態でお悩みの親御様に、何かメッセージはありますか?

山田:本当にパニックが一番、辛かったです。図書館などの公の場でパニックを起こされると、学習室で勉強している学生さんに文句を言われたこともありました。療育の先生にも「当初、この子は養護学校かな、と思ってた」と卒園する時に言われたんです。「養護学校じゃないか」といわれた子が、今では普通の保育園に通っている。ここまで変われたので、「どの子でも、成長できる可能性があるんだな」と思います。

高橋:お子さんの可能性を信じきれたら、怖いものはありませんね。

山田:はい。あとは、自分だけの目では気づかないことが、いっぱいあるとわかりました。私は幼稚園の先生だったので、他の子は客観視できても、いざ自分が母になると、我が子のことは客観的に見れないんです。その時々、お世話になった先生方に「これだけの可能性があるよ、大丈夫だよ」とアドバイスしていただけたことで、「あぁ、そうなんだ」と自分でも気づくことができました。

高橋:お母様の中で「気づき」があったことは大きいですね。

山田:もし、気づけなかったら、私はこの子の可能性をつぶすだけで終わっていたのかな、と今は思います。

高橋:第三者からの冷静な意見も大事ですね。

山田:鈴木先生から「この子は大丈夫ですよ」と言われると、私の中でも、「そうだ、大丈夫だ」と思えてくるんです。自分も前向きになれますし。

高橋:お母様ご自身が「大丈夫」と思えたら、お子さんも「大丈夫」なんでしょうね。

山田:実際に、自分でも、「大丈夫」と思える場面が増えました。上の子の授業参観に下の子を一緒に連れていくなんて、それまでは「とんでもない」ことだったのが、つい先週、連れて行ったんですよ。そしたら、ちゃんと静かに立って見ていました。以前では考えられません。

高橋:本当にすごい変化ですね。

山田:今は生活がしやすくなりました。知的な面で心配はありますが、今は普通の生活ができるようになったことが一番、ありがたいです。パニックにおびえて生活していたので…。今年2月に、療育手帳の再判定のため、児童相談所の方と面談したのですが、「満5歳でできていればいいことが、全部ではないけれど、できていますよ」と言われました。その時、娘は5歳8か月だったので、本当にビックリしました。パニックばかり起こして、言葉も出なかった娘なのに…。感激しました!

高橋:これからの変化も楽しみですね。今日は本当に貴重なお話しをありがとうございました。

会報誌『エジソン・アインシュタインスクール通信』10号から抜粋

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