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edit5歳,自閉症 改善体験談

取り組みから2週間で会話が成り立つようになり
ひどかった奇声も頻度が短くなって…目標は普通級への進学!

5歳,自閉症

山口 涼くん(5歳、自閉症、仮名)

▲山口涼くん(仮名)の実際の発達指数地(DQ)値のグラフ
「社会面・言語面・知覚面・身体面」4つの面で起きた改善の伸び率グラフ

2011年10月に親子面談を受けられ、その後、トレーニングセミナーを受講し、様々な改善が起きた山口涼くん。「家庭での改善指導のヒントにしたい」と鈴木先生の個人レッスンを受けられた際に、変化についてご両親にお話をうかがいました(2012年9月4日東京・田端にて)

言葉の遅れとひどかった奇声買い物にも連れていけない多動に悩む

高橋 :協会に来られる前ですが、最初、お子さんのどのような点が気になりましたか?

山口母(以降母) :言葉の遅れが気になりました。2語文、3語文は出ていたのですが聞き取りずらく、会話は成り立たない状態でした。あと、行動の切り替えができない点も気になりました。例えば自分の好きなゲームに夢中になっている時に、私が「ご飯だよ」と言っても1時間半くらい大暴れしてしまって…。あとは奇声もひどかったです。

山口父(以降父) :ショッピングセンターには連れていけませんでした。どこかへパーッと走っていってしまうし、帰りたくないとそれこそ大暴れするので。

高橋 :病院で診断は受けられましたか?

:3歳3か月の頃、自閉症と診断を受け、療育施設に通いました。

:今も平行して療育施設に通っている状態です。療育も年長さんまでで終わりなんで、「とりあえず行っておこうか」と通っている感じです。今はどちらかと言うと、療育施設にはあまり期待していないので…。

:療育では、何かの「手がかり」やちょっとした「アドバイス」がもらえたらという気持ちです。あの手この手で改善の取り組みをするうえで、ひとつの参考になることもあると思うので。

高橋 :協会をお知りになったきっかけは何でしたか?

:鈴木先生の本「子どもの脳にいいこと」の新聞広告を見たのがきっかけです。

高橋 :本を読まれた感想はいかがですか?

:直、「本当かな? 怪しいかな?」という思いもあったので、読んだけれど、本は閉じてそのままにしていました。だけど、先生の本のことがやっぱり気になって、読んでは閉じて…。そのくり返しです。

:本を読んでから、公文のカードや、百円均一のお店で売っているカードを使ってフラッシュカードのようなことをやり始めました。子どもには、「手品するから見てね」と言って…。

:もちろん、カードのめくり方も、スピードもわからないですし、トランプを置くような感じでカードを並べていました。それでも、やると集中して見てくれて…。

高橋 :面談を受けられた感想はいかがでしたか?

:最初は鈴木先生のお話に圧倒されました。何から聞いていいのかもわからなくて。

:最後にドッツカード(点のカード)をやったのですが、子どもが全部、当てたことに驚いてしまって。

:親でも当てられないカードを当てたので、「これはやるしかない!」と。

取り組みから2日目に言葉がはっきりし始め2週間経つと、会話が成立するように!

高橋 :1回目のセミナーを受けられたのが2011年11月で、改善指導を始められて、どのような変化を感じましたか?

:セミナーの翌日から取り組みや体質改善を始めて2日目に気付いたのが、「言葉がはっきりしてきたな」という点です。それまでちょっと言葉が聞きづらいところがあったのですが、「言葉の輪郭がはっきりしてきたな」と。親子面談を受けた時点では、二語文、三語文は出ていたのですが、会話はまず成り立ちませんでした。

:さらに2週間ほどすると、言葉が増えて時々、会話が成り立つようになってきました。

高橋 :例えばどんなやり取りですか?

:「今日、幼稚園で何したの?」と聞くと「お散歩行った」。「誰と手をつないだの?」「○○ちゃん」という答えが返ってくる感じです。自分から「お散歩行って○○ちゃんと手をつないだ」とは言わないのですが、聞かれると「○○したよ」と答えられるようになりました。

:前は聞いても、質問とまったく違うことを返してきたり、自分勝手に話していたので…。

:その頃から、その日の出来事の簡単なやり取りが少しずつできるようになりました。

高橋 :言語面での改善がぐんぐん進んできたのですね。

取り組みを始めた時期に幼稚園の先生から「変わった!」と驚かれた変化が…

高橋 :言語面での変化と奇声が落ち着いたこと以外に、変化はありますか?

母:一番の変化は、改善指導を始めてすぐ、幼稚園の個人懇談会があったのですが、担任の先生が「2学期後半から涼くんが変わった!」と言うんです。年中から同じ先生なのですが、「何だか、涼くん、年中の後半くらいから何か変わったんです!」と言われて…。前までは自分の用件しか言ってこなかったのに、ブロックで作ったものを見せて、先生に「これ、できた」と言いに来たり。今まで、自分から話かけに来ることなどなかったのが、話かけにくるようになったそうです。

高橋 :双方向のコミュニケーションが取れるようになったのですね。

:それが、ちょうどこちらの改善指導を始めた時期なんです。先生自身は息子への対応を変えていないそうなので、「多分、涼くん自身が変わったのだと思います」とのことでした。

高橋 :今も日々、変化は感じられていますか?

:そうですね。前よりも会話が成り立つようになってきています。11月に取り組みを始めた時、幼稚園のお誕生会で自己紹介する場があったのですが、マイクを持って一段上に上がって、みんなの前でスラスラと言えたそうで…。この取り組みをやっていなかったら、多分、そこまでできなかったろうな、と。「あんなに上手に言えるようになって」と担任の先生からものすごく感動されました。

「普通級の方が脳への刺激になる」その言葉を胸に目標は普通級への進学!

高橋 :先生からすると、目覚しい成長ぶりでしょうね。ちょうど進学の件も気になるところだと思いますが…。

:普通級か支援級か、鈴木先生に相談したら「普通級がいい」と言われて…。うちの子はウロウロ歩き回って、落ち着いて着席ができないので、支援学級も考えていたのですが、先生に「普通級の方が脳への刺激になる」と言われたので、「もう少し頑張ってみようかな」と思っています。

高橋 :今後、お子さんのここを伸ばしたい、というポイントはありますか?

:一番は「我慢」ですね。結局、我慢できないとどこにも行けないですからね。

高橋 :我慢の回路は社会性の第一歩ですものね。今日は貴重なお話をありがとうございました。

先日、山口涼くんのお母様より嬉しいニュースが届きました。この春から、涼くんは普通級に通うことになったそうです。お母様から寄せられた直筆メッセージをご紹介いたします。

▲お母様からの手紙

    普通級へ進学するにあたり、お母様が工夫されたこと

  • 小学校で使うのと同じ机とイスを購入し、家で座ってプリント学習などをした(小学校生活に少しでも慣れるため)。
  • 3月には、涼くんを連れてちょこちょこ小学校に行き、授業の様子などを見学させた(他の子どもたちが大人しくイスに座って授業を受けている様子を見させ、「みんなちゃんと静かに座って勉強して、カッコいいね!」など、言葉による暗示がけも意識した)。

会報誌『エジソン・アインシュタインスクール通信』15号から抜粋

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