おうち療育のススメ(1)

おうち療育のススメ
出生数が70万台に突入

日本の出生数が70万人台になりそうです。一番多かった1949年の約270万に較べると20数%です。少子化がドンドン進んでいます。

 

子どもの質的課題

実は、子どもの数の減少という量的な側面だけでなく、質的な側面にも大きな問題が起きています。急激な少子化にもかかわらず、成長発達に遅れが目立つ子が増えているのです。

 

文部科学省の2022年の調査

全国の公立小中学校の通常学級に通う児童生徒の8.8%に、発達障がいの可能性があるということが明らかになりました。10年前の同じ調査では、6.5%でしたので、この10年間で、数値が35%以上も増加しています。

 

小2は12.4%

中学校を外すと小学校全体では10.4%になります。特に低学年の数値が大きく、小学1年で12.0%、小学2年生では12.4%です。小学校の1クラスが35人だとすると、クラスの中に平均して4人以上になります。その子たちがそれぞれに勝手に行動し、突然に立ち上がったり、ジッとしていられずに離席をしたり、声を出したします。授業の妨げになります。先生がイライラして声を荒げたりすると、学習の場が乱れます。他の子ども達の学習効果も下がります。日本の義務教育の現場は、崩壊寸前です。

 

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