不登校のメカニズム
不登校というのは、学校が楽しくないから、授業がつまらないから、とても嫌な奴がいるから、トラブルを起こして辛くて悲しい思いをしたから、「そんな所にはもう絶対に行きたくない」といって行き渋る行動現象です。つまり、子どもの心すなわち脳が、過剰ストレスによって我慢できないくらい強い痛みを感じた結果、防衛本能が働き、不登校になったのです。そのときの子どもの脳は図1のようになっています。過剰ストレスで炎症を起こし、その炎症を抑えるために血液が集まった結果、うっ血が生じ、脳機能障害を起こしそうになったのです。