食生活を変えて発達障がいが大きく改善
聞き手:そのような知識はどうして知り得たのですか?
母:いろいろリサーチしていました。ある日、発達障がいのお子さんを食事で改善したというお母さんの講座を知ったのです。その方は、食事改善だけでお子さんの発達障がいの症状を改善させて、普通級はもちろん通級も無理といわれたお子さんを普通級に入学させ、皆勤賞をもらうまでに成長させたそうです。このことを知って「食事生活を変えるだけでそんなに変わるなら」と私も実践しようと思いました。食べる物は母親である私が選んであげなければ、子ども達は選べないわけですから、私自身が知識を身につけて実践しないといけないと思ったのです!
聞き手:エジソンでは「脳の栄養学」と言っていますが、考え方は同じですね。そのような療法や食事改善について、ご家族というか、パパさんはどんな感じでしたか?
お父さんも変身
母:最初は「なに言ってるの?」みたいな感じでした(笑)「何で調味料を変えるの?醤油はどれでも醤油でしょ?」という感じです。子どもの頃の私は身体が弱かったので、母が添加物をとても気にしていました。ですから、私は食生活の改善で調味料を変えることに違和感はなかったのですが、主人にはあまりピンとこなかったのだと思います。
聞き手:ご主人をどうやって説得されたのですか?
母:特に説得はしていません。「調味料を変えることで、奇声を発して辛そうにしている息子が変わるなら」という感じで始めましたが、今は真っ先に夫が成分表示をチェックしてくれます(笑)
聞き手:すごい!我が家専属の食品インスペクター(検査官)ですね(笑)
生後3か月で股関節のリハビリ開始
聞き手:保育園に入園したのは、1歳10ヶ月とのことでしたが、何か変に感じたのはいつ頃ですか?
母:当時は、特に何も感じてはいませんでした。実は、生後3か月の健診の時に股関節で引っかかって、このままだと発達が遅くなるといわれて、リハビリに通い始めました。そこはリハビリのある病院ですが、療育の施設も併設していました。
聞き手:ご家庭では、股関節に問題があるような感じはありましたか?
母:まっすぐ歩かないのは、なぜなんだろうとは思っていました。リハビリのお陰で、1歳1か月で歩けるようになりましたが、その時に先生から「社会性の欠如」があると指摘されました。
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