「社会性の欠如」という医師の指摘
聞き手:その時、どんな風に感じましたか・
母:主人と私は「社会性の欠如って何っ?」て感じでしたが、実は息子に対しての違和感はありました。手を繋いで歩かない。多動。我慢ができない。待てない。一人でどこかに行ってしまう。目が合わない。行動を起こすのに時間がかかる。癇癪を起す。モノを投げる壊す。などの問題行動がありました。それとボールをキャッチしてくれないということなどです。ずっとモヤモヤしていました。
聞き手:そうだったんですか。
母:私たちが話しかけても返事は返ってこないのに、見たものや聞いたことは、驚くほど饒舌に話せます。どうして私たちの問いかけに言葉を返してくれないんだろう?なんで目を合わせてくれないんだろう!と何度も泣いたことがあります。
療育を卒業して保育へ
聞き手:辛かったですね。ところで、1歳10カ月までは、病院の療育に通われていたんですね。保育園に変わったのは?
母:病院の療育では、はじめは個別指導でしたが次に集団療育になり、お友達ともうまく関われるようになって、共同作業などもできるようになり卒業となりました。
聞き手:それはすごいですね。療育を卒業して保育園になったのですね。
そして、保育と再度の療育
母:はい。保育園に入園してしばらくすると先生から「加害があります」と連絡を受けました。先生からは「療育には行ってないのですか?できれば通ってほしい」と言われたので、別の療育を探してそこに行くことにしました。
聞き手:最初の療育から保育園へと行くことになって、環境が大きく変わりましたよね。その時に行き渋りなどはなかったのですか。
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