【親が変われば子どもも変わる】
息子が2歳を過ぎた頃から、急に奇声をあげたり暴れたりし始めました。母親の私との視線も合わなくなり、呼びかけにも反応しなくなりました。
その後、療育と心理の個別指導を受けていましたが、公的な機関での効果の限界を感じていました。
とても落ち込んでいた時に、幸運にも、本屋さんでエジソン・アインシュタインスクールの鈴木先生の本に出合いました。
息子を、お店に連れて行くと、つないだ手を振り解こうとします。
ちょっと目を離した隙に、サッと、どこかに行ってしまったり、人やカートにぶつかったり、棚の商品を手当たり次第にいじったり、倒したり、取ってきてしまったり・・・
買い物しながら一瞬も安心できず、本当に身の細る想いでした。
もしも、「申し訳ありません」というタスキがあったら、それを掛けて世間様に謝りたいと、常に思っていました。
この子を産んだ親として、「いつかは、この子と一緒に死ななくてはいけないのかな・・・」と、本気で考えていました。
実は、私には姉がいます。その姉に言われた言葉があります。
この子は、ふざけた時の目がキラキラしているわ!
色んなイタズラを思いつけるんだから、このまま終わるはずないよ。
「私は天才を育てているんだ!」くらいの気持ちでいたらどうなの・・・
エジソン・アインシュタインスクールのセミナーにおいて、以前、姉から言われたのと同じ言葉を鈴木先生から再びお聞きし、やっと、私の目が覚めました。
今まで私は、誰かに助けて欲しくって、常に他者依存していました。
「でもこれからは、私がやるんだ!」
「私が変わらなきゃ、この子も変われない!」
この覚悟ができたのです。
私が本気になったのを、子どもも感じてくれたのか・・・
本格的に指導を始めてから、僅か4〜5日後のことです。
それまでは、怖がって絶対に乗らなかったエスカレーターだったのですが、いつのまにか乗れるようになったのです!
そこで、間髪を入れず、周囲の目も気にせず、100倍を目指して、親の自分が気絶するほど、もの凄く褒めました!
私の尋常でない感激ぶりに、最初は唖然としていた周りの人たちも、事情を察して、拍手をしてくれました。
多くの人に褒められて、息子も、とても嬉しそうでした。
そして、その日を境に、息子に確実な改善が見られるようになりました。
今では、お陰様で、我慢ができるようになり、行動に落ち着きが出てきました。
できることが増えると共に、たくさん褒められて、自信も出てきたようです。
奇声も多動も徐々に減り、6歳の今では、問題行動は有りません。
【素直な子どもの場合、暗示の効果は大人の100倍以上に凄い!】
あと、トイレ・トレーニングです。
「トイレでウンチ」と「保育園に楽しく行く」の暗示を、毎日、お風呂に入った時に実践しました。
するとアラ不思議!
1か月ほどして、きちんとトイレでウンチができるようになったのです。
この時も、100倍を目指してパワフルに褒めました。
強くハグしたり、高く抱き上げたり、部屋中を一緒にクルクル踊りまわったりしました。
私はいつも、子どもが生まれた時の写真を持ち歩いています。
上手くいかなくて辛いときは、その写真を見て、「可愛い!この世で一番可愛い!」と言葉に出して、自分に暗示をかけています。
【親の言葉】
うちの子が発する言葉は「ダメ」「いや」など、否定的な言葉がいっぱいでした。
でも、実は、息子の口から出る否定的な言葉のほとんどは、母親の私が普段多用していた言葉でした。
これはいけないと思い、「ありがとう」「嬉しい」「楽しい」「できる」といった肯定的な言葉を、できるだけ多く使うようにしました。
すると、子どもの言葉に肯定的な言葉が増えて行くと同時に、行動も積極的になりました。
挨拶も上手になりました。
園の先生にも、お友達にも、お友達のママにも、「おはようございます」「さようなら」が笑顔で言えます。
いま、考えると。
苦手なエスカレーターに、自然に乗れるようになったのも、母親の私の雰囲気と言葉遣いが、プラスに変わった結果だと思います。
【エジソン・アインシュタインメソッドは実践主義】
鈴木先生の指導通りに、親子で取り組んでいると、発達検査表の項目の中で、〇や△などの評価が増え、できることが、ドンドン拡大して行くのに嬉しくなります。
【結論】
とにかく、今しかない!
とにかく、やってみる!
一番大切なことです。
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