2.言語機能
(1)右効きの場合は脳の左半球に言語中枢があります。
言葉をしゃべるには口を動かす必要があり、言語機能と運動 機能の連動が不可欠です。口を動かさないでしゃべるのは腹話術師だけです。そして日本語をしゃべるには、日本語をしゃべる口の筋肉の訓練が必要です。
(2)言語中枢は、前頭葉の下方にあるブローカー野と側頭葉にあるウェルニッケ野があります。
子どもは大人より何倍も敏感です。強いストレスに過剰に反応し、脳が興奮して炎症を起こして鬱血状態になると、脳の機能障害が生じ、異常行動がはじまります。脳細胞同士の連携が悪化すると、前頭葉の下方にあるブローカー野と側頭葉にあるウェルニッケ野の連携も悪化し、言葉がしゃべりにくくなります。