寒い暑いに対して鈍感 伝えられない脱ぎ着ができない 特定の洋服へのこだわり
発達障害の子どもたちは、体温の変化に対して鈍感であったり、言葉が話せないために不快感を伝えられなかったり、自分で衣服を脱いだり着たりと調整ができないことの方が多いでしょう。また、特定の服に強い執着がある場合、冬に夏物を着て低体温になってしまったり、夏に冬物を着て体温を上げてしまうこともあるのです。
気温と湿度の関係を知って、熱中症から子どもを守る
熱中症は、日差しが強い時だけに起きるとは限りません。下図を見てください。
熱中症の危険度は気温と湿度の相関関係にあり、気温がそれほど高くなくても湿度が高い時には、熱が体内にこもり熱中症を起こしやすくなります。6月の梅雨の時期の湿度は80%にもなりますし、7月、8月も75%を超える日が多くあります。白い部分であっても安全ではなく「注意」です。一般的には危険性は低いとされていますが、放熱がうまくできていなければ、不快感やだるさ、頭痛などが起こり不機嫌になったり、不穏な行動につながることも考えられます。
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