カウンセリング室から(3)

カウンセリング室から

おばあちゃんの大活躍で最愛の孫の普通級入学が実現!

お母さんには事情があって、子育てができません。そこで、おばあさんの出番です。おばあさんは離れて暮らしており、2週間に一回のペースでしかお孫さんに会えません。

3歳の時に保育園から、言葉の遅れを指摘されました。Hくんを心配されたおばあさんがEES協会の親子面談を申込み、息子であるお父さんとトレーニングセミナーにも参加されました。

当時は、発語や発声が少なく、クレーン現象での意思表示で、オムツ使用でした。5歳の時には保健師から、「このままでは支援級です。自閉症は治りません」とハッキリ言われたそうです。

お父さんは会社勤めで忙しいため、おばあさんとの連携プレーで対応しました。

おばあさん経由の情報に基づいて、お父さんは栄養補助食品のとり方や、教材の取り組みなどに一工夫をされています。出勤時間を30分遅らせ、取り組みの時間を確保されたそうです。

当初、H君は味覚敏感のため、栄養補助食品がなかなか摂れませんでしたが、今では自分から進んで食べるそうです。個人レッッスンも定期的に受け、さらに、スマートブレインコースで、高速での先取り学習も始めています。その結果、めでたく普通級入学を達成し、現在は2年生。毎日元気に登校し、楽しく学んでいます。

孫のために、精一杯取り組んでいるおばあさんの元気さと熱心さに頭が下がる思いです。

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