(3)耳元で「がまん、がまん」
小さなお子さんなら、腕と胸の中の空間にすっぽりと入ってしまいますので、カンガルー効果になります。そして、耳もとで「がまん、がまん」と囁いてあげましょう。「○○ちゃん、いい子ね。がまん、がまん。がまんができるね」と何度も言ってあげましょう。
もし、こうしてもパニックがさほど治まらなかったとしても、電車の中やスーパーなどで気になる周りの人の目が「どうしたの?」「何泣かせてるの?」「ひどい泣き方ね」などのちょっと冷たい視線から「おかあさん、大変だわね」「ちゃんと躾けてるのね」「頑張れ」という温かいエールに変わるかもしれませんし、何よりお母さん自身が安定しますよ。