(4)少しでも治まったら「よく頑張ったね。」「偉いね」と笑顔でほめる
子どもにとって何よりのご褒美は、お母さんの笑顔と誉めて認められること。この経験が子どもの自信につながるのです。
この時にご褒美として、お金や物を与えないようにしましょう。こういったことを繰り返すとお金や物をくれないと動かない子どもになってしまうからです。これでは社会的な成長にはつながりません。
(5)お母さんが冷静になること
パニック症状は脳が急性的に炎症を起こした状態です。まず、子どもが辛く苦しい状態であることをよく理解してあげてください。この時には酸素の供給も十分に行なわれずに、脳の機能が低下してしまい、理性が働かず本能的な部分が優位になっています。そのようなときには、感情的にならず、冷静に愛情を伝えるのが最善の対処法です。