不登校のメカニズム
不登校というのは、学校が楽しくないから、授業がつまらないから、とても嫌な奴がいるから、トラブルを起こして辛くて悲しい思いをしたから、「そんな所にはもう絶対に行きたくない」といって行き渋る行動現象です。つまり、子どもの心すなわち脳が、過剰ストレスによって我慢できないくらい 強い痛みを感じた結果、防衛本能が働き、不登校になったのです。
そのときの子どもの脳は図1のようになっています。過剰ストレスで炎症を起こし、その炎症を抑えるために血液が集まった結果、うっ血が生じ、脳機能障害を起こしそうになったのです。
それを何とか回避しようとして、不登校という行動をとったのです。これは 正しい選択です。
こんな状態の子を、無理やり登校させたら、最悪はパニックに陥り、人格形成を歪めます。学習などとてもムリです。ですから、脳を図2の状態に導きましょう。
具体的には、脳に酸素と栄養素をたくさん送ることです。
食事を改善して、しっかりと脳に必要な栄養素を送りましょう。 良質な睡眠ができると脳への酸素供給は格段に増えます。脊髄マッサージも効果的です。
さて、人間という生き物の場合、脳内に学習ホルモンが分泌されなければ、効率よく学ぶことはできません。学習ホルモンの別名は快楽ホルモンです。つまり、脳が楽しさを感じたと きに、効率の良い学習が行われ、知的に大きく成長するのです。
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