脳科学的子育てメソッドにおける、改善の三つの柱の一つに「親の意識改革」があります。
知識として知っていても、理屈として分かっていても、具体的にやっていても、改善という本当の重要性に気付くまでに時間がかかる方もたくさんいらっしゃいます。
多くのお母さまはカウンセリングを受け、意識が少しずつ変化していくと、できていることよりも、「△の部分を伸ばすことの方が大切だ」という気づきが深まっていきます。 反復しながら、 振り返りながら、前へ前へと進むお母さま方にカウンセラーが勇気づけられることもあります。
カウンセリングをしていて気づいたことがあります。それは、お子さんが短期間で劇的に改善するお母さまは、 必ず 「私(母親) 自身が一番変わりました」 と、 おっしゃることです。
小学校高学年の男の子のケースです。家庭教育プログラムに取り組み、カウンセリング2回目で劇的に変わったケースです。
仕事バリバリのワーキングママさんでしたから、少ない時間を有効に使うために、集中して実践していただきました。
その結果、たった2回のカウンセリングで劇的に改善してしまいました。 あまりにも短期間すぎる改善だったので、正直こちらも驚きました。
そのお母さまは、 発達検査表のチェックはもちろん、食事、睡眠の改善、目が笑っている笑顔、超高速楽習法など、 こちらの提案をとても素直に受けれ、 すぐに実行してくださる方でした。
言語面にかなり遅れがありました。コミュニケーションがとれずに困っていました。
お母さんは、発達検査表の△を伸ばすことの大切さを理解してくれて、「成長を感じている」とお話しくださいました。
カウンセリングの中でアドバイスしたことは、 ①着実に1つ1つの課題に取り組んでいくこと ②発語ノートを取ること③ 感情を表す言葉は目を見て伝えること ④「 ちゃんと理解している、分かっている」ものとして接していくこと ⑤ 他の子どもと比べないこと ⑥今できそうな△項目を見つけること⑦笑顔で褒めることです。
その結果、 「トイレができるようになり、ひとりで着替えもできるようになり、 我慢もできるようになりました。怖がってできなかった段差も飛び降りることができるようになりました。ついには3語文が話せるようになりました」 との嬉しい報告を受けました。
Nくんは3歳の時に保育園で言葉の遅れを指摘されました。発語や発声が少なく、 クレーン現象での意思表示でした。年中時には、「普通級は難しいかも」と園長先生からお話があったそうです。そんな中、お母さんが体調を崩し、子育てが難しい状態になってしまいました。Nくんを心配して、子育ての名乗りを上げたのがおばあちゃん!
おばあちゃんは、人生の大先輩です。子育ての大先輩でもありますが、N君を良くしたい一心で、若輩のカウンセラーがお伝えすることを、良く聞いてくださいました。息子である、Nくんのお父さんと連携して、二人三脚で脳科学的改善メソッドを実践してくださいました。
「普通級には入れません」と言われたNくんですが、今では小学校の普通級に元気に通っています。
電話カウンセリングは親子面談、または家庭教育プログラムに付属したサービスです
お子さんが他の子と違うかも…と悩んでいるより
まずは改善のための第一歩を踏み出しましょう!
あるお子さまのケースは、非常に繊細で場面緘黙 (ばめんかんもく) もあるようなお子さまでした。お母さんもとても心配されてはいましたが、何をどうすれば良いのか分からない状態でした。
「発達検査表の△の項目に集中して取り組むと、効率良く伸ばせます」とお伝えし、さっそく実行していただきました。 それから、日常のさまざまなシーンでお子さまができることを積み重ね、100倍ほめて「自信」につなげるようにアドバイスしました。
お姉ちゃんは、弟に対してなかなか理解ができずにイライラしている様子でした。それもお母さんの悩みの種。 そこで、お姉ちゃんを10秒間ギュッと抱きしめて 「頼りにしているからね!」と耳元で囁くようにお伝えしたところ、すっかり変わって、お母さんを支えてくれているそうです。