発達障がいは脳の機能の発達の違いで、生まれつきの「特性」です。お子さんによって、現れる症状や特性はさまざまな違いがあるのが特徴です。
かつては、親の育て方やしつけなどに原因があると言われたこともありましたが、現在では親のしつけや本人のわがままが原因ではないといわれています。
発達障がいとは、「自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障がい、学習障がい(LD)、注意欠陥多動性障がい(ADHD)その他これに類する脳機能の障がいであってその症状が通常低年齢において発現するもの」と発達障がい者支援法で定義されています。
2004年に制定された発達障がい支援法では「自閉症、アスペルガー症候群、その他の広汎性発達障がい」と記載されていますが、2013年にアメリカ精神医学会の新しい診断基準DSM-5が公表され、今まで使用されていた自閉症 アスペルガー症候群 広汎性発達障がいなどが「自閉症スペクトラム症」と改められました。
現在でも診断する機関により、診断名が自閉症スペクトラム症(自閉症スペクトラム障がい)となったり、以前のままの自閉症、アスペルガー症候群や広汎性発達症と異なることがあります。
近年では「グレーゾーン」という言葉がよく使われています。「グレーゾーン」とは、発達障がいの傾向はあるが、診断レベルではないことを意味しています。
参考
厚生労働省:「知ることからはじめよう みんなのメンタルヘルス」
厚生労働省:「政策レポート」
厚生労働省:「軽度発達障がい児に対する気づきと支援のマニュアル」
文部科学省:「通常の学級に在籍する発達障がいの可能性のある特別な教育的支援を必要とする児童生徒に関する調査結果について」
文部科学省:「発達障がい者支援法(平成十六年十二月十日法律第百六十七号)」
エジソン・アインシュタインスクール協会は改善を次のように考えています。
私たちは発達障がいを脳の障がいではなく、「脳の発達特性」だと捉えています。一般的な発達障がいの症状は、右脳と左脳のバランスがうまく連携していない状態によるものです。ですから、この右脳と左脳のバランスを整えれば良いのです。
脳の神経細胞は、胎児・乳幼児に急成長します。この時に多くの経験を積み重ね、豊富な知識を得ることで、脳の神経細胞同士がつながって、豊富で複雑なネットワークを形成します。この時期に使われなかった神経細胞は自然に消滅します。これが2016年にノーベル賞を受賞した東工大の大隅良典名誉教授のオートファジー論でいう「刈り込み」という現象です。
私たちは、この時期に、食事の改善をベースにした体質改善と血液の循環の改善を行います。更に、超高速楽習学を活用し、一人一人のお子さまに合ったスピードで、必要な情報を短時間に効率よく脳に入力して、右脳と左脳のバランスを調整します。
それは我慢する力と自信が身につき自立することができるようになります。
お子さまを改善に導く具体的な取り組み
●オリジナルな「発達検査表」で○と△でチェックします。現在の能力(○)と伸びる可能性(△)をグラフ化し可視化することで明確化されます。どのお母さんにも、お子さまの伸びる可能性が、客観的に実感できます。
●改善のための三つの柱を、しっかりと実践します。そのための「家庭教育プログラム」が用意されています。「取り組みシート」を使用することで、毎日の実践がサポートされます。
●超高速楽習のための「オリジナル教材」が用意されています。お子さんに合った周波数で入力することで集中力が高まり、正しく記憶し、正しく判断し、適正に行動できるようになります。
●何でも気軽に相談できる「専任のカウンセラー」によるサポートがあります。カウンセリングにより脳の栄養指導や深い睡眠など、お母さんの悩みを早期に解決し、改善を着実に前進させます。
※当協会における発達障がいとは、『知的機能の発達に明らかな遅れがあり、適応行動の困難性を伴う状態を』意味します。
明らかに平均以下の知的機能で、知能検査で70以下の知能指数であること。同時にコミュニケーション、自己管理、身辺自立、社会的スキル、学習能力に遅れがある状態。
具体的な診断名としては、自閉症スペクトラム(自閉症、広汎性発達障がい、アスペルガー症候群)、注意欠如・多動症(ADHD)、学習障がい(LD)、ダウン症候群(染色体異常)、ソトス症候群(染色体異常)、脳性麻痺などです。