正式名は「ダウン症候群」(最初の報告者であるイギリスのジョン・ラングドン・ダウン医師によるもの)と言います。(ダウン症と呼ばれることが多いので当サイトではダウン症という名称を用いています。)
正常な体細胞では22対の常染色体と1対の性染色体があり、合わせて計46本の染色体を持っています。正常な卵子や精子は、それぞれ1本の21番染色体を持ちます。しかしなかには、2本の21番染色体をもつ卵子や精子があり、それが受精をすることで21番染色体が3本存在してしまいます。この21番目の染色体が正常では2本のところ、3本存在するトリソミー(標準型)がもっとも多く見られます。全体の90〜95%ほどを占めています。染色体の構造の違いによって、標準型、転座型、モザイク型が存在します。
現在日本でのダウン症患者数は約8万人、発症率は約700人に1人と推測されます
ダウン症の子どもは全体的に平坦な顔貌、つり上がった眼などが特徴です。成長発達面の症状としては、筋力や言語発達の遅れがみられます。
発達の道筋は通常の場合とほぼ同じですが、全体的にゆっくり発達します。筋肉の緊張低下・特徴的顔貌・成長障がいなどが見られ、全体的にゆっくり発達します。心疾患などを伴うことも多いと言われております。
※当協会における発達障がいとは、『知的機能の発達に明らかな遅れがあり、適応行動の困難性を伴う状態を』意味します。
明らかに平均以下の知的機能で、知能検査で70以下の知能指数であること。同時にコミュニケーション、自己管理、身辺自立、社会的スキル、学習能力に遅れがある状態。
具体的な診断名としては、自閉症スペクトラム(自閉症、広汎性発達障がい、アスペルガー症候群)、注意欠如・多動症(ADHD)、学習障がい(LD)、ダウン症候群(染色体異常)、ソトス症候群(染色体異常)、脳性麻痺などです。
エジソン・アインシュタインスクール協会は改善を次のように考えています。
私たちは発達障がいを脳の障がいではなく、「脳の発達特性」だと捉えています。一般的な発達障がいの症状は、右脳と左脳のバランスがうまく連携していない状態によるものです。ですから、この右脳と左脳のバランスを整えれば良いのです。
脳の神経細胞は、胎児・乳幼児に急成長します。この時に多くの経験を積み重ね、豊富な知識を得ることで、脳の神経細胞同士がつながって、豊富で複雑なネットワークを形成します。この時期に使われなかった神経細胞は自然に消滅します。これが2016年にノーベル賞を受賞した東工大の大隅良典名誉教授のオートファジー論でいう「刈り込み」という現象です。
私たちは、この時期に、食事の改善をベースにした体質改善と血液の循環の改善を行います。更に、超高速楽習学を活用し、一人一人のお子さまに合ったスピードで、必要な情報を短時間に効率よく脳に入力して、右脳と左脳のバランスを調整します。
それは我慢する力と自信が身につき自立することができるようになります。
お子さまを改善に導く具体的な取り組み
●オリジナルな「発達検査表」で○と△でチェックします。現在の能力(○)と伸びる可能性(△)をグラフ化し可視化することで明確化されます。どのお母さんにも、お子さまの伸びる可能性が、客観的に実感できます。
●改善のための三つの柱を、しっかりと実践します。そのための「家庭教育プログラム」が用意されています。「取り組みシート」を使用することで、毎日の実践がサポートされます。
●超高速楽習のための「オリジナル教材」が用意されています。お子さんに合った周波数で入力することで集中力が高まり、正しく記憶し、正しく判断し、適正に行動できるようになります。
●何でも気軽に相談できる「専任のカウンセラー」によるサポートがあります。カウンセリングにより脳の栄養指導や深い睡眠など、お母さんの悩みを早期に解決し、改善を着実に前進させます。
参考
厚生労働省:「知ることからはじめよう みんなのメンタルヘルス」
厚生労働省:「政策レポート」
厚生労働省:「軽度発達障がい児に対する気づきと支援のマニュアル」
文部科学省:「通常の学級に在籍する発達障がいの可能性のある特別な教育的支援を必要とする児童生徒に関する調査結果について」
文部科学省:「発達障がい者支援法(平成十六年十二月十日法律第百六十七号)」